記事をご覧頂きありがとうございます。
「響け! ユーフォニアム」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
面白かったです。
吹奏楽部の高校生が全国を目指して頑張る青春ストーリーです。
製作が京アニということもあり、キャラがめちゃめちゃかわいいです。キャラをみるだけでも満足できる。それくらい綺麗に描かれています。
練習風景なども描かれているため、吹奏学の知らない世界を少し見ることができて面白かったです。
また、学生の部活ではよくある出場メンバーをかけた競争や、モチベーション差による衝突等の複雑な人間関係が絡んできており、学生達の成長もみることができて感動します。
高校学園物語のため、よくある恋愛風景も描かれていますが、内容が薄くて特に必要性を感じませんでした。個人的にはそこが違和感になり、作品を楽しむ上で邪魔になりました。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
8話では中途半端な恋愛模様が描かれており、気になってしまったので評価が一時的に下がっています。(相変わらず作画は最高でしたけどね)
・キャラがかわいい
・吹奏楽の世界を知れる
・複雑な人間関係、上を目指す部活動の厳しさ
・中途半端な恋愛模様
基本情報
・略称:ユーフォ
・原作:ライトノベル(宝島社文庫)
・話数:全13話
・放送期間:2015年4月~7月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
主要キャラ
【黄前 久美子(おうまえ くみこ)】
CV:黒沢ともよ
思っていることがつい口にでてしまう主人公。
小学4年生から楽器を始めていおり、誰もやる人がいなかったユーフォニアムを一度引き受けたことから中学生までそのままユーフォニアムを続けていた。高校生になり、他の楽器をやろうと試みるが結局ユーフォニアムを担当している。
【加藤 葉月(かとう はづき)】
CV:朝井彩加
活発で元気な女の子。主人公のクラスメイト。主人公の後ろの席だったことから主人公と友達になる。
主人公に影響されて吹奏学部に入ることに決める。
担当楽器は、トランペットを選ぼうとしたが、金管楽器毎にマウスピースが違うことを知らずに、先にマウスピースを購入し練習していたところチューバのマウスピースだったことからチューバを担当する。
【川島 緑輝(かわしま サファイア)】
CV:豊田萌絵
音楽が好きで少しドジな女の子。主人公のクラスメイト。吹奏楽の名門「聖女中等学院」の吹奏楽部でコントラバス担当だった。高校生になってもコントラバスを担当する。
【高坂 麗奈(こうさか れいな)】
CV:安斉知佳
気が強く、ストイックな高校1年生。主人公とは同じ中学校で同じ吹奏楽部だった。父親がプロのトランペット奏者をしていることもあり、トランペットを担当する。
【塚本 秀一(つかもと しゅういち)】
CV:石谷春貴
久美子と幼馴染の1年生。担当楽器はトロンボーン。
【滝 昇(たき のぼる)】
CV:櫻井孝宏
北宇治高校の新しい吹奏楽部顧問。イケメンだが思ったことはズバズバ言う。
【斎藤 葵(さいとう あおい)】
CV:日笠陽子
テナーサックスを担当する3年生。久美子とは幼馴染で、普段は久美子からタメ口で話す間柄。
【中世古 香織(なかせこ かおり)】
CV:茅原実里
トランペットパートリーダーの3年生。優しい先輩で後輩からしたわれている。
【吉川 優子(よしかわ ゆうこ)】
CV:山岡ゆり
トランペットを担当する2年生。頭上の大きなリボンがチャームポイント。香織先輩をとてもしたっている。
主題歌
-
「DREAM SOLISTER」
(第一回 – 第十二回、番外編)TRUEによるオープニングテーマであり、本名の「唐沢美帆」名義で作詞も担当。作曲・編曲は加藤裕介。「トゥッティ!」
(第一回 – 第七回、第九回 – 第十二回、番外編)北宇治カルテットによるエンディングテーマ。作詞・作曲はZAQ、編曲は高田暁。歌唱メンバーは黄前久美子(黒沢ともよ)、加藤葉月(朝井彩加)、川島緑輝(豊田萌絵)、高坂麗奈(安済知佳)。「DREAM SOLISTER(Wind Orchestra Ver.)」
最終回のメモリアルエンディングテーマ。作曲は加藤裕介、編曲は松田彬人。
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スタッフ
- 原作 – 武田綾乃(宝島社文庫「響け!ユーフォニアム」シリーズ)
- 原作イラスト – アサダニッキ
- 監督 – 石原立也(劇場版第2作では総監督)、小川太一(劇場版第2作)
- シリーズ構成・脚本 – 花田十輝
- キャラクターデザイン・総作画監督 – 池田晶子
- シリーズ演出 – 山田尚子
- 楽器設定・楽器作監 – 高橋博行
- 美術監督 – 篠原睦雄
- 3D美術 – 鵜ノ口穣二
- 色彩設計 – 竹田明代
- 撮影監督 – 高尾一也
- 音響監督 – 鶴岡陽太
- 音響制作 – 楽音舎
- 音楽 – 松田彬人
- 音楽監修 – 大和田雅洋
- 音楽プロデューサー – 斎藤滋
- 音楽制作 – ランティス
- 音楽制作協力 – 洗足学園音楽大学
- 演奏協力 – フレッシュマン・ウインド・アンサンブル
- 企画プロデューサー – 八田英明
- プロデューサー – 大橋永晴、中村伸一、斎藤滋、瀬波里梨(第2期)
- アニメーション制作協力 – アニメーションDo
- アニメーション制作 – 京都アニメーション
- 製作 – 「響け!」製作委員会(京都アニメーション、ポニーキャニオン、ランティス、楽音舎)
詳細な感想(ネタバレあり)
物語の導入
【吹奏学のコンクール会場】
吹奏楽部の大会会場で結果発表が行われている。
どうやら主人公である「久美子」が中学最後の大会を終えたみたいだ。
結果は、金賞。
金賞でも次の大会には出場できない「ダメ金」。
(結果は銅賞、銀賞、金賞とあり、金賞の中から次の大会に出場できる学校が選抜される。その中で次の大会に出られない金賞をダメ金という。)
「ダメ金」だったが金賞が取れたことに満足し、喜んでいた「久美子」。
となりでは同じ吹奏学部員の「麗奈」が泣いていた。
嬉しくて泣いていると思い、祝福の声をかけると「麗奈」からは意外な言葉がでてきた。
麗奈:「悔しい、悔しくって死にそう。何で皆ダメ金なんかで喜べるの?私ら全国目指してたんじゃないの?」
その言葉を聞いて咄嗟に言ってしまった。
久美子:「本当に全国行けると思ってたの?」
麗奈:「あんたは悔しくないの?私は悔しい。めちゃくちゃ悔しい。」
実は本気で全国大会を目指そうとしている人は少なかった。泣いて悔しがっているのは「麗奈」くらいであり、「久美子」みたいに喜んでいる人が多い。
「久美子」は高校生になった。
「久美子」は同じ中学生があまりいない高校を選んだ。憧れの制服だったことと、いろんなことをリセットしたかったためだ。
吹奏楽を続けるかどうかは決めていなかったが、クラスメイト(「葉月」、「緑輝」)が吹奏楽部に入ることから結局入ることに。
高校では本気で全国を目指して練習することになったり、
大会時の会話から少し気まずい関係になっている「麗奈」も同じ高校で吹奏学部にいたり、
部員同士の複雑な人間関係が描かれてゆく…….。
キャラがかわいい
キャラが全員かわいいです。
京都アニが制作していることもあり、キャラがとても魅力的に描かれており、見ていて飽きません。
表情の変化も細かく描かれており、キャラクターへの愛情を感じます。
【第1話:入学式に向かう「久美子」】
【第5話:髪をかき上げる「麗奈」】
【第5話:マーチングコンテスト衣装の「香織」先輩】
【第8話:祭りを楽しむ先輩達】
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吹奏楽の世界を知れる
大会の賞について
吹奏楽には、「金賞」、「銀賞」、「銅賞」があって、1位が金賞、2位が銀賞、3位が銅賞………..ではないんです!
金賞に選ばれる学校は複数あり、金賞の中でも次の大会に行けないものを「ダメ金」というらいしいです。
練習方法
この作品では、練習風景も描かれており、知らない世界が少し知れて面白かったです。
肺活量が大事なため走り込みを実施しています。そして走った直後に楽器を吹く。
また長く息を吹き続ける練習で、息を吹くことでティッシュを床に落とさない練習も描かれています。
楽器のメンテナンス
金管楽器にオイルをさすシーンが描かれており、楽器にはメンテナンスが必要なことが伺える。
複雑な人間関係、上を目指す部活動の厳しさ
部活動の先輩後輩のいざこざが描かれており、キャラ達の魅力や物語に深みが出て、面白いです。
吹奏学部の2年生が少ない理由
「久美子」達新入生は、吹奏楽部に入って少し経つと疑問に思います。この部活の2年生が少ないことに。
疑問に思って先輩達に訪ねても1年生には関係ないからと教えてくれませんでした。
そんな時「久美子」の幼馴染の「秀一」(トロンボーン担当)が2年生が少ない理由をどこかから聞いてきて、教えてくれた。
今の2年生が1年生だった時の話である。
当時の3年生はやる気のない先輩ばかりで、練習をまともにしませんでした。
そんなやる気のない先輩達とやる気のあった1年生(今の2年生)が衝突し、やる気のあった2年生のほとんどが辞めてしまったそうだ。なので、今残っている2年生はやる気のない人が多い。
しかし、そんな2年生も泣くまで滝先生に怒られたり、周りが本気で練習していくのを目の当たりにしてやる気を出していきます。
受験勉強で辞める人
コンクールが近づくにつれて練習が厳しくなっていく。
そんなある日「斎藤葵(さいとう あおい)」先輩が部活をやめるという。
このまま部活動をやっていたら、受験勉強ができないためやめるという。
実は前から怪しいことはありました。
「葵」が3年生になり、滝先生が顧問になったばかりの時に滝先生が部活で全国目指すか、ゆるく楽しくやるかを皆に聞きます。
この時ほとんどの人が全国を目指す意思を示したため、厳しい練習をすることになりました。
実は「葵」はゆるく楽しくやる方に賛成していました。この時から受験勉強を優先するつもりだったことが伺えます。
出場メンバーのオーディション
今までの北宇治高校では、上級生が優先的に出場メンバーに選ばれてきた。
しかし今年は、滝先生が一人一人演奏を聞いて、ソロパートも含めて出場メンバーのオーディションを行うことになる。
上手い人が優先的に選ばれるため、上級生でも選ばれなかった人がでてきた。
そしてソロパートには1年生である「麗奈」が選ばれた。
その結果を聞いて不満に思った者がいた。
トランペット担当の2年生「優子(ゆうこ)」である。
「優子」は「香織」を慕っており、ソロパートは「香織」がやるべきだと思っている。
「香織」は去年、一番上手かったが、去年の北宇治は上級生が優先的に選ばれていたため、下手で練習をしていない先輩がソロパートを担当していた。
それに文句を言うことなく、さらに、やめようとしていた1年生(今の2年生)を引き留めるため出場すらも辞退しようとしていた。
そんな姿を「優子」は見ていたため、今年こそは「香織」にソロパートをやって欲しかったのだ。
そんなことを思っている時にあることが噂になる。
「滝先生」と「麗奈」は昔から面識があったため、ひいきしたのではないか。
ソロパートは本当は、「香織」が選ばれるはずたったのではないか。
その話を聞いて「優子」は「滝先生」に真相を問い詰める。
「滝先生」は不正は一切していないといったが、「麗奈」と面識があったのは事実だという。
その話を聞いて、部員は疑心暗鬼になり、部内の雰囲気は悪くなっていった。
そんな状況を見かねて「滝先生」がオーディションに不満がある人は再オーディションを行うことを提案します。
再オーディションは、全員の前で演奏し、全員で決定する公平なものにするという。
その提案を聞いて「香織」はソロパートの再オーディションを申しでる。
そして皆の前で「香織」と「麗奈」が順番にソロパートを演奏する。
ソロパートにふさわしい方に拍手するように部員は指示された。
「香織」に拍手したのは2人(優子と晴香(部長))
「麗奈」に拍手したのも2人(久美子と葉月)
皆どちらを選ぶのも気まずいため、拍手をしなかった。
そこで「滝先生」は「香織」に言った。
滝先生:「あなたがソロを吹きますか?」
香織:「吹かないです。吹けないです。ソロは高坂さんが吹くべきです。」
「香織」は「麗奈」の演奏を隣で聞いて、自分が劣っていることを認識し、麗奈が選ばれたことに納得したのだ。
この発言を聞いて「優子」は号泣した。
演奏パートの選定
全国大会へ出場するためにはまず関西大会へ進出する必要がある。
関西大会出場に向けて厳しい練習が続いていた。
合奏練習の際には各パートが適格に様々な指摘を受ける。
そんな中「久美子」も上手く吹けていないところの指摘を受ける。
滝先生:「黄前さん(久美子)、そこ難しいですか?」
久美子:「…………..」
滝先生:「本番までにできるようになりますか?」
久美子:「はい。」
滝先生:「本番でできないということは全員に迷惑をかけるということになります。もう一度聞きます。できますか?」
久美子:「はい!できます!」
そんな会話から、より一層練習に励む久美子。
そしてまた合奏練習の時「久美子」は言われる。
滝先生:「ここは田中さん一人でやってください。」
ユーフォを演奏しているのは2人(久美子と田中あすか)。
つまり久美子は下手だから邪魔になるという判断が下されたのだ。
その日、久美子は落ち込んだ。
上手くなりたい。悔しい。心のそこからそう思った。
そこで初めて「麗奈」が中学最後の大会で悔しがっていた気持ちがわかった瞬間でもあった。
その日の夜、携帯を学校に忘れていることに気づいた「久美子」は夜の学校に行く。
そこには滝先生がいて、忘れ物を取りにいくのに付き添ってもらった。
忘れ物を取り、帰ろうとした時、「滝先生」から言われる。
滝先生:「吹けなかった所練習しておいて下さい。次の関西大会に向けて。
あなたの出来ますという言葉忘れていませんよ。」
「久美子」が苦手な部分を「あすか」一人で演奏することを指示したのは、あくまで次の大会であり、関西大会までには演奏できるようになっていることを「滝先生」は期待していたのだ。
中途半端な恋愛模様
これはちょっと気になった点になります。
「葉月」は自主練のためチューバを家に持って帰ろうとしていました。しかし、チューバが大きく前が見えなかったためつまづいてしまい、転びそうになってしまいます。
そこを「久美子」の幼馴染の「秀一(しゅういち)」が助けてくれて好きになります。
ここまではよかったのですが、ここからの展開が少し腑に落ちませんでした。
【後日】
思い切って「葉月」は「秀一」を祭りに誘ってOKをもらいます。
そして祭りを二人で回って告白します。っがフラれてしまいます。
実は「秀一」は「久美子」のことが好きなのです。このことは「葉月」が「秀一」を祭りに誘う前から作品上で描かれています。
男女二人で祭りに行こうってなったらそういうことじゃないですか。なのになんで「秀一」は祭りに一緒にいったのか。これが気になってしまいました。
口コミ
『響け!ユーフォニアム』1期感想
部活特有の連帯感と達成感、そして残酷さ。ギスギス感が丁寧に紡がれていて怖かったです…#anime_eupho
再オーディション回とかただの嫉妬ではない感情のぶつかり合いが良かったです…みんな大人だなぁ…デカいリボンの優子ちゃん…性格もかわいくて好きですっ pic.twitter.com/kNmhNqfwf9
— ペン (@reibou_) May 31, 2023
あれめっちゃ面白すぎて響けユーフォニアム1期見終わってたんだが!
これ楽器を弾く時の手の動きが気持ち悪いほど綺麗で声優さんの演技も迫力しかなくてやばいわ!!
いやー良い作品てした!2期はやく見よ!#いいねした人全員フォローする#アニメ好きと繋がりたい#響けユーフォニアム#フォロバ100 pic.twitter.com/QOOu30UBMR— たつ (@Mb9oK46v6J1TIHL) September 21, 2020
【アマゾンプライムの評価】
35件のレビューで星4.8と高評価です。アマプラでは2023年4月末から見放題を開始したため評価件数が少なくなっています。
配信サイト
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まとめ
キャラかわいい、感動、面白い。
つまり最高。
とにかく見てみて欲しい、1話から絵の綺麗さに驚いて、話数が進むにつれて各キャラ、物語全体の魅力があふれてきます。