記事をご覧頂きありがとうございます。
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
キャラが可愛く、設定も面白かったため、最初はそれなりに楽しんでいましたが、後半から矛盾点というか理解できないことが多くなり、あまり面白くなかったです。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・キャラが可愛い!
・戦闘シーンに迫力がない
・キャラの行動や設定が理解できない
基本情報
・原作:web小説(小説家になろう)→漫画(角川スニーカー文庫)
・話数:全13話
・放送期間:2021年10月~12月
・略称:「真の仲間」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
お姫様との幸せいっぱいな辺境スローライフ、ここに開幕!
「君は真の仲間ではない──」
最前線での戦いについていけなくなってしまった英雄・レッドは、仲間の賢者に戦力外を言い渡され勇者のパーティーから追い出されてしまう!
「──はぁ、あんときは辛かったなぁ」レッドが抜けた事で賢者達が大パニックになってるとは露知らず、当の本人は辺境の地で薬草屋を開業しようとワクワクした気分で過ごしていたのだが・・・・・・
「私もこのお店で働いていいかな?住み込みで!」突如かつての仲間であるお姫様が自宅まで訪ねてきて!?“のんびり楽しい薬屋経営”、”お転婆姫とのイチャイチャ生活”、報われなかった英雄による素晴らしき第2の人生がはじまる!
引用:公式サイト
主要キャラ
主題歌
・OP:「息を吸う ここで吸う 生きてく」
・作詞、作曲:ゆいにしお
・編曲:水口浩次
・ED:「みんなおなじ」
・作詞、作曲:中川大二朗
・編曲:JYOCHO
スタッフ
原作 – ざっぽん
原作イラスト – やすも
監督 – 星野真
シリーズ構成 – 清水恵
メインキャラクターデザイン – 渡辺るりこ
サブキャラクターデザイン – 大川美穂子、松本淑恵、水谷麻美子
モンスターデザイン – 岩永悦宜
プロップデザイン – 岩永悦宜、田内亜矢子、杉田葉子
美術設定 – 大平司
美術監督 – 芦野由紀子
色彩設計 – 水野愛子
撮影監督 – 武原健二
編集 – 柳圭介
音響監督 – 阿部信行
音響制作 – オンリード
音楽 – 橋本由香利
音楽制作 – 日本コロムビア
プロデューサー – 菊島憲文、植村俊一、丸山創、梅田正勝、深谷成輝、薗田真紀
アニメーションプロデューサー – 本川耕平、岩本祥伯
アニメーション制作 – ウルフズベイン×スタジオフラッド
製作 – 真の仲間製作委員会
詳細な感想(ネタバレあり)
あらすじ
生まれつき与えられた「加護」が大きな意味を持つ世界。「導き手」の加護を持つギデオンは幼少期から目覚ましい活躍を見せ、「勇者」の加護を持つ妹のルーティと共に魔王軍を倒すための旅に出る。しかし「導き手」は初期レベルが高いのみであるため、次第にギデオンの戦闘力は勇者パーティーの中で見劣りするようになる。そしてメンバーの賢者アレスから「君は真の仲間じゃない」と告げられ、皆に相談もせずこっそりパーティーを去った。その後、パーティーを追い出されたと勝手に思い込み、近くの町で1ヶ月ほど慣れない酒に逃げ、飲んだくれた日々を送っていた。
気合を入れ直し旅に出て辺境の地ゾルタンに流れ着いたギデオンはレッドと名を変え、「妹のことは妹より弱い俺が心配しても仕方がない」と開き直り、実力を隠し薬草採取専門の冒険者として生活していた。念願の薬草店を開業した矢先、かつて共闘した冒険者にしてお姫様のリットが訪れる。押しかけ気味に同居を宣言したリットと共に、レッドのスローライフが始まった。
一方勇者パーティーは魔王軍の幹部、風の四天王を倒したもののギデオンが抜けたことにより機能不全に陥っていた。アレスと衝突したヤランドララがパーティーを抜け出し、ギデオンなしでは魔王軍の討伐は無理だと考えたダナンも捜索のために抜け出した。パーティーは苦戦しつつも先代魔王の遺跡で飛空艇を発見する。
ゾルタンではひそかに麻薬が浸透しており、中毒者による殺傷事件が頻発していてアルの家族も被害を受ける。この一連の事件はゾルタンの王になることを目論み、コントラクトデーモン(契約の悪魔)の力を得たビッグホークによるものだった。レッドたちの活躍によってビッグホークの計画は失敗した。新たにアルベールと契約したコントラクトデーモンは勇者パーティーに接触し、麻薬(悪魔の加護)の服用を勧める。麻薬に勇者の加護の衝動を抑える効果があることに気がついたルーティは、調合した錬金術師に会うべくティセを伴って飛空艇でゾルタンに向かい、そこでレッドと再会する。
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よかった点
キャラが可愛い!
この作品は、キャラがすごくかわいいです。それはOPが始まるや否や金髪美少女が現れ、優しく微笑みます。そして綺麗な谷間を見せつけてきます。
まぁ自分はストーリー重視なんでキャラが可愛いかどうかなんてどうでもいいですけどね。それに谷間が狙いすぎてて良くない。もっと控えめな女の子の方がいいと思うんだよなー。いやマジ最高だろ!谷間最高です姉さん!
主要キャラ以外も可愛いです。
ギルドの受付嬢
町にいるエルフ
本編では水着やお風呂のシーンがあり、好きな人には嬉しいサービスです。
自分は上記写真左側のエルフが一番好きです。
水着になろうと服を脱ぐシーンでは服が一回おっぱいにつっかかる様子も描かれており、スタッフ制のこだわりも感じられます。
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合わなかった点
戦闘シーンに迫力がない
全体的にあまり戦闘シーンに感動したことは一度もなかったです。最後の方はスタッフ制が力尽きたのか特にひどかったです。2020年のアニメとは思えませんでした。
手足だけが不自然に動くパンチやキック。
ぶん殴られた敵はふわっと、飛んでいきます。
キャラの行動や設定が理解できない
評価が低くなったのはこれが一番大きいですね。自分の理解力が足らないのか、キャラの行動や設定が理解できず、一気に冷めてしまいました。
アホすぎる敵
ある日、珍しい加護をもっている「アル」に対し、将来への投資とのことで怪しい人物から武器をプレゼントされました。プレゼントを不信に思い、主人公「レッド」とヒロイン「リット」が武器を調べたところ、居場所がわかるように細工がしてあることがわかりました。そこで、武器は「リット」が持つことにし、敵を欺くというシーンがあります。
ちなみに「アル」は子供で、ヒロインである「リット」との背丈はかなり違います。
プレゼントした武器を持っている人物を囲い込むことに成功した敵達だが、そこにはフードを深くかぶった大人がいます。
この状況をみて敵は言います。
敵:「アル君♪一緒に来てもらおうか。」
っ!?どこがアル君やねん!?すぐわかるやろ!明らかに背丈が大人だろ!
敵の言葉を聞いてマントを脱ぎ捨てる「リット」そして一言。
リット:「アル君だと思った?」
いや思わねえよ!?なぜか今回は成功してるけど、絶対バレる変装してたよ。
敵:「リット!?」
勇者を強くしようとする敵
何故か敵が勇者を強くしようとします。
「加護」をもっている人は「加護」に合った性格になります。物作り系の加護であれば物作りが好きになったり、力が増す加護であれば戦闘が好きになったりします。
「勇者」の加護を持つルーティは魔王軍と戦うことに使命を感じることになります。また、「勇者」の効果は、あらゆる状態異常をなくします。眠くならない(寝られない)、お腹が空かない(味を感じない)、温度変化を感じない(風呂が気持ち良くない)等戦闘には最適な体になりますが、すごく生きづらい体になってしまいます。何よりルーティは、主人公である兄「レッド」と普通に暮らすことを望んでいます。そこで、「加護」の力を薄くすることができる薬を飲み始め、勇者を辞めようとします。
そんなルーティを見て勇者を続けて魔王軍を倒して欲しい仲間の「アレス」は、魔王軍「コントラクトデーモン」と手を組んで「レッド」を殺そうとします。
さらにコントラクトデーモンは、手にするだけで勇者の加護の力を強くする(加護が強くなれば魔王軍を倒そうとする衝動も強くなる)伝説の剣を「アレス」に渡す。
っえ!?コントラクトデーモン勇者いて欲しいの!?魔王様が嫌いなのか!?実は味方なのか!?
さらにアレスと同じくルーティに勇者となり魔王軍と戦ってほしい「テオドラ」がアレス側につきます。
テオドラ:「多くの人々を救うためには勇者が必要です。」そう言いながらルーティを攻撃する。
っえ!?何でルーティを殺そうとしてるんだよ!?レッドを攻撃しろよ!?実は魔王軍側なのか!?コントラクトデーモンと立ち位置変わった方が良いのでは!?
加護の設定
生まれつき与えられた「加護」が大きな意味を持つ世界なんですが、その加護を強くするための設定があってないと思いました。
加護を強くするためには、基本的には自分より強い敵を倒す必要があるみたいです。
最強の加護「勇者」をもつ「ルーティ」も子供の頃は弱かったシーンがありましたが、今のルーティはめちゃめちゃ強いです。
アニメ上は、一度も苦戦することがありませんでした。これっておかしくないですか。加護が強くなるには自分より強い敵を倒す必要がある。ということは今の敵を軽々倒すルーティは過去にとんでもなく強い敵を倒していることになりますが、そんな描写はありませんでした。
最強の加護である「勇者」を強く見せたいために圧倒的な強さの描写を作っているのだと思いますが、ちょっと違和感がありました。
世界感
ルーティは、突然「加護」の力を支配する新たな加護「真」に目覚め、その力により「勇者」の加護を薄めることに成功します。
勇者の加護を薄めることにより、食事等を楽しむことができるのでルーティの気持ちや行動は理解できますが、勇者の加護が薄くなったルーティは、さらに魔王軍と戦うことを辞めてしまいます。
っえ!?魔王倒さなくて良いの!?周りも何で止めないんだよ!
口コミ
【アマゾンプライムでの評価】
126件のレビュー平均が3.3です。
まんべんなく評価が分かれていて、高評価とは言えないです。
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まとめ
キャラは可愛く、最初は期待して見始めたが、設定がめちゃくちゃで一気に冷めてしまいました。
キャラ重視の方や、ギャグとして見る分には良いかもしれません。