記事をご覧頂きありがとうございます。
「五等分の花嫁∬(第2期)」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
1期とは制作会社が変わっているため、キャラデザが変わっていますが1期同様にキャラは可愛く描かれています。また、作画も安定していました。
キャラが可愛いのはもちろんのこと、小学生の頃に遊んでいた女の子の正体もわかったり、五つ子姉妹の風太郎への感情が大きく動きます。
そして五つ子姉妹の風太郎へのアピール方法に個性が出ていて、きれいごとだけでなく人間味のある部分も描かれており、とても以外で、面白かったです。
ただイチャイチャするだけのラブコメではないので、多くの人が楽しめる作品だと思いました。
個人的にはすごく楽しめたので、皆さんにも是非見て頂きたいです。
まだ1期を見ていない人は1期から見てくださいね。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・キャラが可愛い!
・ただイチャイチャするだけのラブコメではない
・小学生の頃に遊んでいたのは誰か考察するのが楽しい
・誰と結婚することになるか考察するのが楽しい
基本情報
・原作:漫画(週刊少年マガジン)
・話数:全12話
・放送期間:2021年1月~3月
・略称:「五等分」、「ごと嫁」等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、
アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。
林間学校での様々なイベントを通し、さらに信頼が深まった風太郎と五つ子たち。
そして今度こそ、五つ子たちの赤点回避をすべく
家庭教師業に邁進しようとした矢先にトラブルが続出。
さらに風太郎の初恋の相手である“写真の子”が現れ・・・!?
風太郎と五つ子の新たな試験が幕を開ける──!!引用:公式サイト
主要キャラ
主題歌
・「五等分のカタチ」中野家の五つ子による第2期オープニングテーマ。
作詞・作曲・編曲は武田将弥。・「はつこい」中野家の五つ子による第2期エンディングテーマ。
作詞は結城アイラ、作曲はArt Neco、編曲は三谷秀甫。
スタッフ
原作 春場ねぎ 監督 かおり シリーズ構成 大知慶一郎 キャラクターデザイン 勝又聖人 美術監督 扇山秋仁 プロップデザイン – 色彩設計 松山愛子 撮影監督 千葉大輔 編集 武宮むつみ 音響監督 髙桑一 音楽 中村巴奈重、櫻井美希 音楽制作 日音 音楽プロデューサー 水田大介 プロデューサー 田中潤一朗、古川慎、相島豪太、上田智輝、大和田智之、
小倉充俊、和泉勇一、中目孝昭、吉田健人アニメーション
プロデューサー山本啓裕 アニメーション制作 バイブリーアニメーションスタジオ 製作協力 ポニーキャニオン、講談社、GYAO、日音、BS11、
グッドスマイルフィルム、ブシロード、MAGNET製作 「五等分の花嫁∬」製作委員会、TBS
詳細な感想(ネタバレあり)
「五等分の花嫁(第1期)」では風太郎が真剣に勉強を教えることで、五つ子姉妹の風太郎への好感度も上がっていました。特に一花と三玖は風太郎への恋心に気づき、お互いに気にせず、恨みっこなしでアプローチしていく形で終わりました。
そして、林間学校で熱を出した風太郎が病院で入院しているところから始まります。
本作品「五等分の花嫁∬(第2期)」では、風太郎の過去について触れられ、他の姉妹も風太郎への感情が
あらすじ
結婚式当日、式場の部屋で微睡んでいた新郎の上杉風太郎は妻と初めて出会ったときを思い出す。
当時、高校2年生の風太郎は、成績優秀だが生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。しかし風太郎はこれを断り、さらに放った一言が彼女の怒りを買ってしまう。その直後、風太郎は妹から「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためにその仕事を引き受ける。
風太郎の仕事は、五月を含む五つ子姉妹に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くというものだった。落第寸前の成績であるにもかかわらず勉強する意欲すら見せない5人に頭を抱える風太郎だったが、夏祭りなどを通して五つ子と交流する中で、はじめから比較的協力的だった四女・四葉に加え、三女・三玖と長女・一花の信頼を勝ち取ることに成功する。だが、次女・二乃と五女・五月の協力は得られないまま、風太郎が家庭教師に就いて初となる中間試験を迎える。テストの結果は前回より上昇していたものの、赤点は避けられず、家庭教師を続ける条件として5人全員が赤点を回避することを課されていた風太郎は、5人にアドバイスを残し去ろうとする。しかし、それまでは非協力的だった二乃が「(それぞれ個別の1科目だけだが)赤点を回避した」と報告し風太郎を庇ったことで、ひとまず家庭教師を続けられることになる。
第1話
5年前に会った女の子は五つ子姉妹の誰かであることが判明
林間学校で熱を出し、入院する風太郎をお見舞いに五つ子姉妹が来てくれます。もうすっかり仲良しですね。
風太郎が好きな一花と三玖は、からかいながらパンを食べさせます。
5年前に出会った女の子が買っていたお守りを五月が持っていることが判明しました。五月いわく買ったか、貰ったか覚えていないが京都で5年前に手に入れたとのこと。
そこで風太郎が直接5年前に俺に合ったことがある人いるか?と質問しましたが、皆不思議がっていました。一花、四葉:「………」、二乃:「なによ、急に?」、三玖:「どうゆうこと?」(五月は風太郎と共に探している側)
第2話
・二乃と五月が家でする。
・5年前の女の子(麗奈)が登場。
赤点回避のため、五つ子姉妹宅で皆で勉強していたが、美玖と二乃が兄弟喧嘩をし、二乃が抜けてしまいす。
せめて風太郎が作成した問題集を持っていくよう三玖に勧められますが、二乃は拒否し、はたき落してしまいます。
しかし、一度怒って後戻りできなくなった二乃は、さっきはたいた風太郎が作成した問題集を破ってしまいます。
これには三玖も激おこ!
今にも殴りかかろうとしているところを風太郎に止められていましたが、五月が二乃をビンタします。
これには一同びっくりします。
実は、風太郎の問題集はすべて手書きで作成されており、風太郎が徹夜で作成したものです。それを知っていた五月は我慢できなかったのです。
二乃と五月は居心地が悪くなり家出をしてしまいました。
二乃は高級ホテルに引きこもり、五月は風太郎の家に居候します。(財布を家に忘れたため)
二乃を連れ戻そうとした時にミサンガ(風太郎が熱を出した時にお守りとして二乃が渡したもの(金太郎(金髪姿の風太郎)から二乃へ渡したもの))を奪われてしまったあげく、追い返されてしまいます。
五月が居候することとなり、風太郎はお嬢様には貧乏生活は耐えられないと追い出そうとします。
しかし、五つ子姉妹の母は再婚するまでは一人で5人を育てており、極貧生活を送っていました。そんな生活がたたり母親は倒れてしまったそうです。そこで五月が母の代わりになろうと頑張っていたそうです。なので、風太郎の問題集を破った二乃を叱ったのは、母親の代わりとしてだったんです。
その話を聞いた風太郎が父親の代わりになると言い出します。5年前にあった女の子から遊び相手として必要にされたのをきっかけに誰かに必要とされる人間になろうと風太郎は必死に勉強していたことが判明しました。そこで、必要ならば父親代わりになると。
二乃達の喧嘩をきっかけに皆勉強がおろそかになっていることに落ち込む風太郎。一花は女優の仕事、二乃は家出、美玖はテレビ、四葉は駅伝の助っ人、五月は家出(風太郎の家で家事の手伝い)
そこに突然、大人になった5年前に出会った女の子が現れます。
ここで突然描写が変わり、池に落ちた風太郎のシーンになります。そこに四葉が通りかかるが、びしょ濡れの風太郎に少し驚きますが、駅伝の練習中とのことで「二乃と五月をお願いします。」と言い残し去っていきます。
びしょ濡れのまま二乃を呼び戻すため、二乃が止まっているホテルに行くが、ホテルマンに止められて引き返そうとする風太郎。
そんな何度も呼び戻しにくる二乃は少し嬉しそうに口元を緩めて、びしょ濡れの人間がいては他の人の迷惑だという理由で風太郎を部屋に招き入れます。
第3話
・5年前の写真を麗奈に奪われる。代わりにお守りをもらう。
・二乃に金太郎の正体がばれる。
びしょ濡れだった風太郎は、二乃の部屋でシャワーを浴びながら、びしょ濡れだった理由を二乃に話します。
5年前の女の子に出会った風太郎は、まだ必要とされる人間になっていないことから逃げだそうとします。そんな風太郎を見かねて女の子は、生徒手帳を奪って、逃げ出さないようボートに乗ります。
女の子に名前を聞くと「麗奈」と名乗り、風太郎が学年1位になるまで勉強を頑張り、家庭教師をやっていることを誰かから聞いたという。そして、今の風太郎に合うために現れたという。誰に家庭教師等のことを聞いたのか聞くと焦ってはぐらかされた。
どんな生徒に教えているのか聞かれ、五つ子だと答えてもあまり驚かなかったことを風太郎に指摘されると慌てて驚いたふりをしています。そして事細かく五つ子のことを話す風太郎に対し照れている麗奈。そしてもう必要とされている人間になっていると麗奈に言われますが、二乃から「あんたなんて、こなければよかった」と家出する時に言われた風太郎はそんなことはないと否定します。
麗奈は、生徒手帳を返したが、二度と君には会えないと言って、5年前の二人の写真は返せないと言います。そして、「自分を認められるようになったらそれを開けて」と言ってあのお守りを渡されます。
どういうことか聞こうと慌ててボートから降りようとした風太郎は池に落ちてしまい、その隙に麗奈はいなくなっていました。
そんな風太郎の話を聞いた二乃も昔話をしました。5年前までは五つ子は見た目も性格も一緒で仲が良く居心地が良かったそうです。それが5年前から皆変わったそうです。ただ二乃はそんな仲が良かった頃を忘れられず髪型が長いままだったことを打ち明けます。そこで、自分も変わっていかなければいけないから家には戻らないといいます。しかし、金太郎とキャンプファイヤーで踊れなかったことが心残りだと言います。
そこで、風太郎は金太郎に変装し、二乃の未練がなくなるまで付き合うことにします。
金太郎に会った二乃は、ミサンガを返し、一緒にシュークリームを作ります。シュークリームがいっぱい出来上がったから二乃に姉妹も呼んで一緒に食べようと二乃に提案するが、金太郎さえいればいいと断られます。風太郎には家庭教師の邪魔ばかりして迷惑をかけていると思うけど……と二乃が話している時に「試験なんてどうでもいい、5人で一緒にいて欲しいんだ」と金太郎が話を遮ります。
そこで二乃は一度部屋を出て、風太郎を1Fのカフェに呼び出し、金太郎に会わせてくれてありがとう。と握手します。
しかし、握手した隙に腕をまくられて金太郎に返したミサンガを風太郎がしていることに気づかれてしまいます。
言い訳をしようとした風太郎だったが、飲み物に睡眠薬が入れられており、眠ってしまい、その隙に二乃はホテルをチェックアウトします。
【一花と四葉はそのころ】
一花が四葉に対し、お姉ちゃんを頼ってもいいと甘やかすと、四葉が本当は陸上部の助っ人を辞めたいと吐露します。そして、この会話の間携帯を風太郎と通話中にしておいてあったため、風太郎も会話を聞いていました。そこで風太郎が四葉を陸上部から救うことを決心します。
【二乃と三玖はそのころ】
美玖が二乃のホテルを突き止め、二乃に変装し、部屋に入ってきます。
第4話
・四葉が陸上部の練習に参加するのを辞める。
・二乃が髪を切る。
・五つ子が引っ越しする。
・麗奈からもらったお守りを紛失する。
【二乃と三玖】
二乃は変装してだましていた風太郎に対し怒っていたが、三玖に自分たちもよくしていることだとなだめられます。二乃は自分は変わっていないと思っていたが、美玖に二乃も変わっていると指摘されます。そしてみんな違って良い。みんなで足りないとこを補い合い、一人前になろう。といわれます。その言葉を聞いて何か決心がついたようにハサミを持つ二乃………。
【陸上部の件】
陸上部の合宿に向かおうとする四葉と陸上部。そんな時風太郎が痴漢出たと叫び、正義感の強い四葉を誘い出します。その後、陸上部の元へ四葉に変装した五月が陸上部の助っ人を辞めたいと話をするが髪の長さが違うことから変装だとばれてしまいます。そこへ四葉に変装した誰かが辞めたいのは本当で、「試験前に合宿とかマジありえないから」っとすごい目力で陸上部達を追い出します。
そして、風太郎と四葉の前に現れる一花と三玖。三玖が変装していると思っていた風太郎はきょとんとします。そこへ金太郎との別れや、過去の自分から変わっていくことを決心し、髪をばっさり切った二乃が登場します。
後日、四葉は陸上部に会いに行き、練習は出れないけど大会には参加することを伝えました。
これで二乃と五月が戻って、四葉も時間を確保できるようになったため、残り少ない時間ですが全員でテスト勉強をします。
【テスト当日】
テストに挑まんと緊張している五つ子。しかし、風太郎がいないことに気づく。実は五月から携帯を借りて妹に電話しているらしい。しかし、五月の携帯には”お父さん”へ電話している画面が……。つまり五つ子のお父さんへ電話している。
【テスト後】
五つ子は、勉強を頑張ったものの、時間が短かったせいか結果が散々なものであった。しかし、皆今度のテストは頑張ろうと前向きです。
今日は家庭教師の日、チャイムが鳴り、風太郎が来たかと思えば執事がやってきた。体調を崩したのか心配しているところ、風太郎が家庭教師を自ら辞めたと執事から伝えられます。
辞めた理由を風太郎に聞くため、呼び出そうとしたところ、風太郎がこの家に入ることを五つ子の父親より禁止されていることを執事から聞きます。
【時は過ぎ、クリスマス当日】
クリスマスケーキを販売するバイトをする風太郎。そこに、五つ子姉妹がやってきてクリスマスケーキの配達を依頼します。しかし何故か五つ子姉妹の家とは違う方向に誘導する五つ子。
配達の道中辞めた理由を聞くと、2回のテストで結果を出せなかった自分は辞めて、プロに任せるべきだと判断した。とのこと。
五つ子は風太郎に続けて欲しいことを伝えます。しかし、風太郎はもう五つ子姉妹の家に入ることができないから、もう家庭教師はできないと伝えます。
そこで一花が引っ越したことを打ち明けます。父親に頼らず、一花の収入にて借りているとのこと。そこで前の家のマンションキーを投げ捨てる四葉。それを拾おうとして海に落ちてしまう風太郎。水の中で目を開けると五つ子全員が風太郎を助けようと飛び込んでいた。
そしてこの時風太郎は麗奈からもらったお守りをなくしてしまいます。
そんな中溺れそうになっているところを助けられてドキドキしている二乃。
身勝手にやっている五つ子姉妹を見て、自分も身勝手に家庭教師を続けることを決意しました。
第5話
・バレンタインチョコの練習を始める三玖
・五つ子姉妹が次のテストに落ちたら転校することに。
【風太郎と五つ子姉妹の父親との電話】
風太郎が五つ子姉妹の父親へか家庭教師を辞めた時に、二乃と五月が喧嘩し、家出したと伝えた。父親は心配するかと思いきや、すでに解決したことを聞くと「なら、良かった」っとそっけない返し。五つ子の状況に少しも関心がないのに怒りを覚えた風太郎は、「少しは父親らしいことをしろよ!馬鹿野郎が!」っと一括します。
【お正月】
らいはと共に初詣に来ていた風太郎は、五つ子姉妹に出会う。そこで、家に来ないかと誘われ、断ろうとしたが、らいはが行くというので行くことに。
【五つ子姉妹宅】
家の中にはいるとやけに五つ子姉妹が風太郎に優しい。全員で風太郎を半ば強引にマッサージし始めます。その光景にらいはが驚きます。
どうやら風太郎に家庭教師を続けてもらうことになり、何かお礼をしたかったみたいです。
【風太郎のバイト先】
映画の撮影に店を貸すため帰って良いと言われる風太郎。そこにツインテールの一花が入ってきた。
どうやら一花は映画の出演者で、撮影に来たらしい。そこで一花は役としてぶりっこキャラを演じており、口調が全部「ーーーなのです~~↑↑」となっていた。
皆の生活費を稼ぐためにどんな仕事も受けるようにしているらしい。そして、謝って風太郎の失敗作のパイを食べても美味しそうな演技をする一花に関心する風太郎。
【二乃、四葉、風太郎がスーパーにて買い出し】
生活に必要な物を買っていく一同。そして三玖に頼まれたとチョコを大量に買っていく。風太郎は気づいてなかったが、バレンタインチョコの練習をするのだろう。二乃は風太郎にドキドキしていることに納得がいっていない様子。
スーパーからの帰り道、五月と五つ子姉妹の父親がカフェで話していることを見つける。カフェに入り二人の話に聞き耳を立てる。どうやら、元の家に帰るように説得しているようだ。しかし、風太郎は入室禁止のままだという。
五月が風太郎がいないとダメだと拒否をすると、父親が渋々風太郎の入室と家庭教師を続けることを許可した。ただし条件付きで。プロの家庭教師と二人体制にするという。父親としては、今までの結果を見る限り四葉が赤点を回避できないと思っているらいし。そこに四葉が入り、風太郎だけの授業で赤点を回避できる。といいきる。そして、「同じ失敗はしない。」といいます。この発言に五月も同調し、今まで通り風太郎のみの授業で進めることとなった。ただし、次の試験で失敗した場合は、父親のツテの学校へ転校してもらうこととなった。
第6話
・五つ子姉妹の母親は教師だった。
・三玖のバレンタインチョコを食べる風太郎。
・五つ子が過去に転校した理由が判明。
・転校を回避した五つ子
・一花の腹黒が垣間見える。
【五つ子姉妹宅】
期末試験まで後2カ月。勉強会を開く一同。父親との話もあり、やる気満々な五月。そんな中鼻血を垂らす風太郎。どうやら最近三玖からチョコを大量に食べさせられている模様。風太郎は相変わらず気づいていないようだが、バレンタインチョコのため、作っては食べてもらい感想を聞いて思考錯誤しているようだ。そんな三玖を見かねて一花が料理上手な知り合いを紹介するという。
【1月14日(日)五つ子姉妹宅】
勉強会を開く一同だが、五月の姿がない。どうやら五月は母の月命日(母の命日は8月14日)に毎月墓参りに行っているらしい。
【母の墓】
五月が墓参りをしていると墓参りにきた母の教え子にであう。教え子は、母に相当感謝しているらしく、五月をカフェに誘い、なんでも好きな物を奢るという。そこで、五月は外での母はどんな先生だったかを聞いた。母はファンクラブがあるくらい美人だったらしい。全然笑わないが、よく叱ってくれて愛情をもって接してくれて感謝していると教え子から聞いた五月は、自分も母みたいになりたいと進路希望調査に教師となることを記載しようとした。その時教え子は、母になりたいだけなら教師じゃなくて良いと、いったん冷静に考えてから、それでも教師になりたいなら書くべきだと進めた。
【五つ子宅】
三玖がバレンタインチョコの試作品を作っていると二乃が入ってきた。どうやら一花に呼ばれてきたらいし。二乃が三玖の試作品を見てボロクソにけなし、市販のチョコを買ってればよい。といつもの調子でいってしまった。それを聞いた三玖は一瞬起こったが、悲しさが増して泣き出してします。そんな三玖を見て二乃は焦りだし、フォローを入れる。そして真剣さが伝わったのか本気で三玖にチョコの作り方を教え始めた。
【一花と風太郎】
二乃を三玖の元へ向かわせ外からこっそり覗いて三玖を応援していた一花。そこに風太郎が四葉が忘れたという参考書を取りに戻ってきてしまった。今部屋に入られては三玖の邪魔になると思い、参考書は捨ててしまったと嘘をつき、風太郎と本屋へ買いに行くことに。一緒に本を買いにいき、会話しているうちに風太郎への思いを再度実感する一花。
【別日、五つ子宅】
勉強会を実施する一同だが、勉強の連続で疲弊している様子の五つ子姉妹。詰め込みすぎと判断した風太郎は午後はオフとし、遊園地へ行くことに。
【遊園地】
皆で遊園地を楽しんでいる中、四葉がいないことに気が付く二乃。三玖がスマホを見ながら、四葉は腹痛でトイレに行っているという。それを聞いた風太郎は何かに気づき、腹痛でトイレに行くという。向かった先は観覧車で、中には四葉がいた。外から四葉のリボンが見えて気づいたらしい。
四葉は観覧車の中で一人勉強をしていたという。そこで四葉が以前の学校で転校になった話をしてくれた。五つ子姉妹が通っていた学校は名門校で、試験に落ちれば落第というのは珍しい話ではなかったよう。五つ子姉妹は試験に落ちたが、追試による救済措置が施されたが、四葉だけ追試も落ちてしまった。五つ子姉妹は、四葉についていき皆で転校する道を選んだそうだ。同じことを繰り返したくない四葉は一人で勉強していたのだ。
その話を聞いた風太郎は、午前中に教えていた国語の授業をしようとしたが、四葉は自分で問題を解いていた。他の姉妹が苦労して解けなかった問題を四葉が解いていたのだ。これを見た風太郎は各姉妹に得意科目は風太郎と同じく教師側になるようにした。一花は数学、二乃は英語、三玖は社会、四葉は国語、五月は理科、それぞれの得意科目は教えることでさらに理解が深まることと同時に、同じ姉妹だからわからないところがわかり、わかりやすく説明できるはづだと。
今まで足を引っ張ていた四葉が皆の力になれることに感動していた。
【2月14日 墓参り】
五月は母の月命日の墓参りに来ていた。そこに風太郎が来て一緒に墓参りをします。そこで、五月から全員家庭教師案を実施してより得意科目の理解が深まったことを聞かされる。また、五月は教えてる時に五つ子姉妹から感謝されることで教える喜びを知り、教師になる道を選びました。
【2月14日 五つ子宅】
五月と風太郎が家に帰り、こたつでだべっていると、三玖が起きてきた。バレンタインチョコを夜遅くまで作っていたらしい。風太郎がいることに少し驚いた三玖だが、チョコを食べてもらうと自分が作ったチョコを見るとなくなっており、絶望する。誰か知らないか周りに聞くと、風太郎が「今日も食っといたぞ、旨かった。」今までチョコを食べるのが習慣になっていたので、先に食べていたみたいです。その言葉を聞いた三玖はとても嬉しそうです。
そこで、そのチョコはバレンタインチョコであることを伝えようとすると三玖。
三玖 :「あ、ありがとう。そのチョコなんだけど….」
風太郎:「美玖お前には伝えておくべきだったな。やはり三玖が一番だったな。」
三玖 :「っえ、一番って…それはどういう意味で。」
風太郎:「先日行った模擬試験の結果に決まってる。お前の成績が一番だ!」
三玖 :「っあ、そう。」
【一花帰宅】
一花の仕事が終わり、帰宅してきたところを三玖が外で待っていた。一花は少し驚き何をしているか尋ねる。美玖は一花は風太郎にチョコをあげないのか聞きたかったのだ。一花は美玖があげるなら安心だからあげないと答える。美玖は風太郎が自分たちのことを生徒としてしか見てくれないため、五つ子姉妹の中で一番の成績を取ることで自信をもって風太郎の生徒を辞めて好きと伝えるという。早いもの勝ちだから、一花を待ってあげない。とのこと。それを聞いた一花は賛同しつつも、自分も手を抜いてられる余裕はないから。という。
【テスト結果発表後】
四葉が無事赤点を回避したことを風太郎に伝える。
風太郎のバイト先に集まる姉妹達。そこで五月も赤点を回避していることを聞く。危ない科目があったことを今後の課題にあげている。
そして三玖も赤点回避!しかも三人の中で最高得点!
この結果を聞いて風太郎も満足そうに三玖を褒めます。ここで三玖が意を決して気持ちを伝えようとした時、一花が合流し、結果を伝える。その結果は240点。美玖より点数が高い。
その結果を聞いて暗くなってしまう三玖。
バイト先の店長が入ってきて、二乃の得点が記載された紙を姉妹達に渡す。結果は赤点回避!
風太郎は二乃からの伝言を店長から聞く「おめでとう。あんたは用済みよ。」それを聞き風太郎は二乃を連れてくると言って店を出て行った。
第7話
・二乃が風太郎に告白する。
・一花が二乃の気持ちを知る。
・五つ子の誰かが風太郎に家庭教師を辞めて欲しいと思っている。
【五つ子姉妹の前の家】
前住んでいたマンションの前で二乃と父親が話している。父親は全員が赤点を回避したことを聞き、風太郎を認め、前の家への侵入を許可しようとしている。それで前の家に戻ってほしいことを伝える。しかし、二乃はもう風太郎とは会わないという。(自分に振り向いてくれないならいっそ会わない方が良いと)そしてまだ新しい家に住み続けたいことを伝える。自分も働いてでも新しい家に住み続けたいという。前に進んでいる気がするとのこと。これに父親は拒否する。前に進んでいるどころか5年前に後戻りしているのではないか。っと。
そこに風太郎が店長に借りたバイクで二乃を迎えに来た。そのバイクで半ば強引に二乃を連れていく。バイクで二人乗りをしている時に二乃から言われたとおり自分がもう用済みであり、五つ子姉妹との関係も終わることに風太郎は寂しくなるな。と伝える。
スピードが遅いことに文句をいう二乃であったが、風太郎は重いものを抱えているから仕方ないとデリカシーのない言い訳する。
二乃:「重いって誰に言ってるのよ!まったく嫌になるわ!あんたはずっとそうだったわね。本当最低最悪!あとはそうね……...好きよ。。。」
【バイト先に到着】
初めての告白を突然してしまったことに動揺している二乃。それとは裏腹に風太郎は無反応。
【祝賀会をはじめる五つ子姉妹】
皆でケーキをシェアする姉妹。ほほえましいです。ケーキをシェアする際に三玖が一花に一番おめでとう。と言っていたが悔しかったのか、どこかぎこちなかった。一花も一番をとったことで自分が風太郎に告白をしても良いのではと思い始める。
風太郎が皿洗いをしていると、二乃が手伝いに来てくれた。その際にさっき言ったことは忘れて欲しい。と伝えたら、風太郎はやはり聞こえていなかったらしい。三玖のバレンタインに気づかないくらい恋愛対象外なのだから聞かれなくて良かったと思った二乃。しかし、二乃は風太郎の元に戻り言った。
二乃:「あんたを好きって言ったのよ。」
風太郎が同様していると間髪入れずに返事なんて求めてない。という。恋愛対象外なら無理にでも意識させてやる。とのこと。いつもの二乃の表情と違いかなり勇気を出しているのが伺える。
しかも外には一花が立っていた。
【別日スーパー】
買い物をする三玖に遭遇した風太郎。五つ子姉妹宅からは少し離れているスーパーのため風太郎が疑問に思っていると、懸賞目当てできたと嘘をつく三玖。(実際は風太郎に会えるかもしれないと遠回りしてきていた。)
風太郎が知り合いが同級生に告白されて、返事はいらないと言われたがどうすればよいか戸惑っていると三玖に相談する。
三玖も知り合いが告白しようとしたけど諦めたらしいことを話した。今までの関係が壊れてしまう可能性があるため告白は勇気がいることだということを伝える。そんな話をしながらダメもとで懸賞に応募する二人。
【温泉へ旅行】
風太郎の懸賞があたったらしく山でヤッホーする風太郎家族。そこにまさかの五月がヤッホーしている。そう三玖も懸賞に当たって同じ場所に家族旅行に来ていた。
そんな時二乃が今まで苗字で上杉と呼んでいたのに名前の風太郎で呼んでいることに動揺する三玖。四葉や一花に話しかけようとする風太郎だが忙しいのか話してくれない。五つ子姉妹が少し会わない間によそよそしくなっていることに動揺する風太郎だった。そこに五月が後で話があると言い残して別れた。
どこでいつ話があるのか戸惑っていた風太郎だが、風呂上りに荷物棚にメモがあった。メモには0時中庭と記載されていた。
そこで0時付近に中庭に向かおうとしていた道中に五月に出会った。
五月 :「上杉君は私達の関係をどう思っていますか。」
風太郎:「パートナーとか言ってただろお前が。」
五月 :「いいえ、私達はもうパートナーではありません。」
風太郎:「確かに最近はろくに授業もしてないから否定はできんが。俺の受けた依頼はお前たちの卒業までだ。それまでは一応家庭教師として….」
五月 :「もう結構です。この関係に終止符を打ちましょう。」
ここで五つ子との関係を切りたくない風太郎は、思わず力が入り五月を押し出しながらどういう意味か問い詰める。その際に足を壁に打ち付けてしまう五月。
その光景をみた旅館の受付をしていた爺さんにひっくり返されて言われた。
爺さん:「わしの孫に手を出したらこ〇すぞ」
【翌朝】
昨日のことで朝になっても布団からでてこない風太郎。らいはが何度ゆすっても起きないので、らいはが携帯の人に風太郎が起きないことを伝える。しかし内容を聞いていると相手は五月らしい。そこで、らいはの携帯を取り上げて昨日のことはどういうことか問いただす風太郎。五月からは、なぜ中庭にこなかったのかと逆に問いただされる風太郎。ここでおかしいと思った風太郎は、一度会って話そうという。しかし、五月は父親に監視されているため、風太郎に会いに行けないという。そこで、風呂で話あうことに。(仕切り越しに話す。)
昨日のことを五月に話すと五月に見覚えはないという。つまり誰かが五月に変装していたということだ。
そんな中、二乃が風太郎が入っている風呂に入ってきた。(混浴風呂)二乃は勇気を出して風太郎と親密になろうとアプローチしてきたのだ。しかし、風太郎は五つ子姉妹の誰かが判別できずにいた。そんな風太郎を見て二乃は怒って出て行ってしまった。
五月は二乃が風太郎の風呂に入ってきたことに少し驚きつつも、先ほどの言動は風太郎が悪いと言います。全員同じ顔だから見分けられないという風太郎。だが、五月は私達姉妹は見分けられているから風太郎にもできるはづと励まします。
しかし、風太郎を嫌っていた二乃の行動に疑問を持つ五月。二乃だけでなく一花、三玖、四葉も春休みに入ってからどこか変だという。昨夜中庭に呼び出したのはそれを聞きたかったそうです。
風太郎は、身に覚えはないと答え、偽五月のことを突き止めるのが優先だと答える。
五月がここで、偽五月の真意はわからないが、パートナーではない。という所には賛同する。といいます。試験勉強、花火大会、林間学校、年末年始、様々なイベントを共に過ごした自分たちはもうパートナーではなく、友達だといいます。
第8話
・お爺ちゃんの前では五つ子姉妹は五月に変装する。
・風太郎への気持ちが止まらない二乃
・二乃に風太郎が奪われそうで悲しむ一花。
・四葉に励まされる一花
・一花がお姉ちゃんな理由が判明。
・偽五月が美玖だと見破る風太郎
・誰かと誓いの鐘を鳴らした風太郎
【翌朝】
偽五月の特定、及び各姉妹が春休み以降変になっていた理由を特定するため、五つ子姉妹の部屋に侵入する風太郎。普段は父親が監視しており近づけなかったが、五月に協力してもらい父親の注意を風太郎から遠ざけることで侵入に成功した。しかし、風太郎の目に飛び込んできたのは4人の五月であった。五月本人は、父親の注意をそらすため部屋にいないためこの4人は一花、二乃、三玖、四葉ということになる。
二乃の提案(声により判別)により五つ子ゲーム(どれが誰なのか当てるゲーム)を開始する。以前(風太郎が家庭教師になったばかりの時)は見分けられなかったが今がどうなんでしょうか。
見分けるため一人一人に質問をしていく風太郎。なぜ全員五月の変装をしているのか質問する風太郎。5年前までは見た目が同じだった五つ子が大好きだったお爺ちゃん。ある日、四葉がリボンをしたことにより、仲が悪くなったのではとお爺ちゃんが心配したのだそうだ。なので、お爺ちゃんに会う際は、今でも全員見た目を同じにするために五月に変装することに決めているそうです。
四葉は、久しぶりに変装するため上手くできるか春休みに入っていたから心配していたそうです。
その時、誰かが五つ子姉妹の部屋に入ってきた。父親が来たと思い風太郎はこたつの中に入って身を隠す。入ってきたのはお爺ちゃん。今でも五つ子姉妹が仲良しか心配になり確認しに来たらしい。この状況を利用して偽五月を特定しよとする風太郎。偽五月は足を壁に打ち付けた際の傷があると思い全員の浴衣を剥いでいく風太郎。そこで一人足に傷のある五月を発見した。
お爺ちゃんが安心したところで、五つ子姉妹は全員外に出て行った。
風太郎も続いて部屋を出ると姉妹の一人が待っていた。スーパーでの懸賞の話をしたことから三玖だと思われるが、見た目で判別できないかジロジロ見ていると、孫にちょっかいをかけていると勘違いされお爺ちゃんに注意される。そこでお爺ちゃんは見た目が五月の姉妹を三玖と呼び、大丈夫か確認する。お爺ちゃんは見た目が全員五月でも姉妹を区別できるのである。そこで、風太郎は弟子入りを志願した。
【一花と二乃】
二乃が一花を誘って一緒に朝風呂することに。二乃は、よく告白される一花に恋愛相談をするために呼び出したのだ。二乃は相手が誰かは隠して、好きな人に告白したことを伝えた。告白された人は告白した人を意識するのかを一花に聞いた。一花は二乃が風太郎と上手くいってほしくないため、自分の経験ではそんなことはなかったと答えた。二乃はこのことを聞き、告白だけでは足らないと解釈した。一花はもし同じ人を好きな人な人がいたらどうするか聞いた。二乃は蹴落としてでも叶えたいと答える。告白で分からないなら抱きしめて、それでもわからないならキスをする。という。
夜になったら、ここを抜け出して彼に会いに行くという。父親に邪魔される可能性があるから一花には父親を見張っていてほしいという。
【夜になり】
父親を見張るため、廊下で座り込む一花。自分とは違いずるくない。自分と違い正々堂々と全力で恋している二乃を止めることができない。止める資格がない。今頃二乃は風太郎とキスしているかもしれない。
トイレに行こうとする四葉が廊下でうずくまっている一花を見つけた。心配になり声をかけると一花は泣いていた。
そんな一花を見て四葉は、屋根上に連れていく。そんなことをしている内に父親が外に出ていくのが見えた。二乃との約束を守るため、一花は父親を追おうとする。しかし、四葉が手をとり引き留める。
四葉は昔話を始める。一花はおやつを横取りしたり、シールを横取りしたり、仲良くしたい人がいると話したら、次の日には一花がその人としゃべっていたりと、すぐ人の物を取るガキ大将だったという。けど、五つ子姉妹を引っ張てくれるリーダーだった。一花がお姉ちゃんでよかった。
一花自身は、5年前に母親を亡くした時に五月の痛々しい顔をみてからお姉ちゃんにならなきゃと頑張っていたらしい。
一花だけ我慢せずにしたいことをしてほしいと四葉は伝える。その言葉を聞いて風太郎を誰にも取られたくない気持ちに一花は気づいた。それで父親を追っかけるのを辞めた一花。そして父親に見つかってしまう二乃。
【お爺ちゃんと風太郎】
お爺ちゃんに五つ子姉妹の見分けるコツを聞く風太郎。お爺ちゃんは愛があれば見分けられるという。長い月日を経て、相手のしぐさ、声、ふとした癖をしること。それはもはや愛とも言える。
【五月と三玖】
二人で風呂に入ろうとすると三玖の足にあざがあることを五月が気づく。偽五月の正体は三玖だった。教師と生徒のままでは風太郎と進展しない。だからこの関係に終止符を打とうといったのだ。五月の姿で話をしてしまったのはお爺ちゃんが目の前にいたため、三玖と言い出せなかったためだった。
五月は三玖に風太郎に会って欲しいとお願いします。
【翌朝】
五月の計らいで三玖は五月の姿で風太郎と会うことに。風太郎は五つ子ゲームのリベンジ、及び各姉妹の悩みの推測を説明する。
まず四葉の悩みはお爺ちゃんの前で五月に成りすませるか不安だったことから、この旅行が終われば解決することを伝える。そして、四葉は変装が得意でないことから偽五月ではないと説明する。
偽五月は正解だという。
続けて二乃は、ペディキュアを落とし忘れていたことから二乃ではないという。
偽五月は正解だという。二乃の悩みは何か風太郎に尋ねる。それだけは言えないという。偽五月は聞かないでおいてくれる。
一花と三玖で迷う風太郎。やはり見分けられない風太郎は姉妹の呼び方で見分けようとする。それに気づいた三玖はわざと一花のふりをして五月のことを五月ちゃんと呼んだ。これで偽五月は一花だと断言した風太郎。
もう呆れて一花で正解だという偽五月。一花だけ悩みの検討がつかないので、そうではないかと思っていた風太郎。悩みは仕事関係かと偽五月に聞くと。そんなとこと答える。帰る準備があるからと部屋に帰る偽五月。風太郎に当ててもらいたかった美玖の手は固く握られる。
風太郎は結局見た目だけでは姉妹を見分けられなかったと偽五月の後ろ姿を見ていたら、ふとそれが三玖に見えた風太郎から言葉がこぼれる。「三玖?」その言葉に立ち止まった偽五月。その顔は涙であふれていた。
なんで三玖だと思ったのか後ろ姿のまま聞く。風太郎は自分でもわからないが三玖に見えた。と自分でも困惑しながら答える。
見分けてくれた風太郎に嬉しくて飛びつきながら「当たり」と答える三玖。美玖は続けて風太郎に自分の悩みは何だと思っていたのか聞いた。風太郎はバレンタインを返してないことに怒っていると思った。と答えた。その答えに三玖は満面の笑顔を見せる。
【帰り際】
お爺ちゃんから五つ子姉妹の母親の名前が麗奈だということを聞く風太郎。そして姉妹を見分けるには愛が必要だということを思い出し、美玖を見分けられたのはもしかしてと思う風太郎。そんな風太郎に走って突撃する誰か。風太郎は激突されたことにより、よろけて「誓いの鐘」(二人で鳴らすと永遠に結ばれるといわれる)を鳴らす。
第9話
・バイトを始める五つ子姉妹。
・風太郎にアタックする二乃
・風太郎への誕生日プレゼントを用意する五つ子姉妹
・一花の腹黒全開
【バイト探し】
来週から3年生になる五つ子。一花から家賃を5等分するという話が出たため、バイト探しを始める五つ子姉妹。
二乃と三玖は風太郎と同じバイト先に面接を受けに行く。だが採用は1名のみ。美玖が料理対決を申し込み、二乃が風太郎と同じバイト先に決まる。
三玖は風太郎と同じバイト先に採用されなかったことで落ち込むかと思いきやそうではなかった。すぐに向かいのパン屋に応募することに決めたらしい。風太郎が目的ではなく、料理が好きになっていたらしい。また、風太郎の好みの女性が料理上手だと言っていたことも覚えていたため、風太郎の好きな女性になることに喜びを感じていた。
四葉は掃除屋に採用され、五月は探し中である。
【新しいクラス】
五つ子と風太郎は皆同じクラスになっていた。四葉は新しい学級長に立候補し、採用された。そして男子の学級長に風太郎を推薦し、採用された。
美玖が5つ願いが叶うとしたらどうしたいか聞いてきた。風太郎はいわれた通り5つ答えた①お金持ち②体力向上③寝つきを良くしたい④疲労回復⑤運気アップ
どうやら風太郎の誕生日が近いことからプレゼントの参考に聞いていたらしい。
【二乃バイト先】
風太郎がお嬢様に仕事がこなせるか煽る風太郎であったが、初日から完璧なケーキを作って絶賛される二乃。そして少しよそよそしい風太郎。そのままキッチンを任せられた二乃だったが、生地作りを失敗してしまった二乃。風太郎の前でかっこ悪い姿を見られてしまって落ち込む二乃。そんな二乃を見て今まで自分がした仕事の失敗を列挙して慰める風太郎。勉強以外はダメダメだという風太郎。だからこそ誰かに告白されたのは初めてでどう話せばよいかわからなかったみたいだ。そして二乃の告白に対する返事をしようとしたが、二乃が遮った。今まで強く当たっていたため断られると思ったからだ。でもまだ決めないで欲しかった。もっと自分を知ってもらいたかった。どれだけ自分が風太郎が好きか知って欲しいと伝える。そんな二乃に対し「あっそ。」とそっけない返事をする風太郎。風太郎の対応にすこし落ち込む二乃だったが、風太郎は耳が真っ赤になっていることを店長に指摘される。
そんな風太郎を見て、今までのアタックは無駄ではなかったことを知り、二乃は風太郎に伝える。「覚悟しててね、フー君」
その言葉どおり早速投げキッスをする二乃。
【登校中】
風太郎は登校中に一花と不自然なほど遭遇する。一花は風太郎と一緒にと登校するために待ち伏せているのである。一花にとって風太郎と登校する時間は数少ない、風太郎を独占できる時間だった。そんな時他の姉妹が前にいるのを見つけて、他の姉妹のことを話し始める風太郎。一花は自分だけを見て欲しいがために学校をサボろうと提案する。しかし、真面目な風太郎は速攻で断る。
【学校到着】
一花が出た映画の完成試写会が昨日あったため、学校に入るとクラスの皆が賛辞をくれた。そんな一花に対し風太郎がいう。「映画のオーディション受けてよかったな。もう立派なウソつきだ。」夏祭りの時のオーディションのことを覚えてくれていたことに一花は感動する。
【放課後】
勉強会に向かおうとする一花だったが、クラスメイトにもっと話そうと引き留められる一花。クラスメイトを振り切るため三玖に変装してやり過ごす一花。そこに三玖と勘違いした風太郎が勉強会に一緒に行こうと誘う。そして一花が知らない話題を話し出す風太郎。風太郎が他の姉妹と仲良くなっているのが耐えられなくなる一花。そこで他の姉妹の言葉が思い出される。三玖:「お好きにどうぞ、負けないから」、二乃:「蹴落としてでも叶えたい」、四葉:「一花だけ我慢しないでしたいことしてほしい」
ここで一花は三玖のふりをして話し出す。
三玖(一花):「風太郎く…….風太郎(美玖っぽく言い直す)教えてあげるね。一花風太郎のこと好きだよ。すごくお似合いだと思う。私応援するね。」
風太郎:「嘘…..だろ?」
三玖(一花):「嘘じゃないよ。」
第10話
・麗奈の正体が判明?
・全国模試で3位をとる風太郎
・三玖のパン作りが上達していく。
・とまらない一花の腹黒
・麗奈が風太郎から奪った写真を五月が持っていた。
・修学旅行の班が決まる。
【別日トイレ】
風太郎を抜いて学年1位になった武田は、風太郎が五つ子姉妹の家庭教師をやっていることを知っていた。父親が学校の理事長で、五つ子姉妹の父親と交流があるらしい。そして風太郎ではなく、学年1位となった武田に家庭教師をお願いする話も出てきているらしい。
【図書室】
五つ子姉妹と風太郎が集まって勉強会を始めようとした時に、武田がそばにいた。どうやら風太郎についてきていたらしい。武田は風太郎に家庭教師を辞めるべきだという。家庭教師をやっているせいで凡人になってしまったという。
風太郎は家庭教師をすることで、世の中には五つ子姉妹のような馬鹿(勉強ができない)がいること、風太郎自身が馬鹿(プロに任せずに自分勝手にやる人間)だったことを知ったという。だから家庭教師はやめない。
そして、家庭教師を続けたままで全国模試で一桁をとって五つ子姉妹が足枷になっていないことを証明するという。
【五つ子姉妹宅の風呂(風太郎誕生日3日前)】
一花が風呂に入りながら姉妹とラインをしている。風太郎の誕生日が近づいてきたけど、全国模試の勉強をしている風太郎の邪魔になるため、プレゼントを渡すのを辞めようと提案する。
【学校(風太郎誕生日2日前)】
明後日の誕生日について話そうと三玖が風太郎に話かけようとする。風太郎は、三玖(一花)に言われたことを聞こうした。そこに一花が入ってきて話を遮った。一花の前で三玖(一花)から言われたことを確認することはできないため、その場を離れる風太郎。
そして三玖には風太郎の負担を減らすため、誕生日のことは忘れようという。
一花は皆に釘を刺して、一花は自分だけ抜け駆けしようとしていた。
そこに二乃が通りがかり、手には風太郎へのプレゼント(リラックス効果のあるアロマ)を持っていた。一花のメッセージを知りつつ二乃は無視をしようとしていた。そして一花がプレゼントを用意していることを見抜いていた。一花はギフト券を用意していた。
温泉旅館にて一花に足止めを頼んだはずの父親が二乃の元にやってきたことから不信に思っていたのだ。
お互いのプレゼントについていじり合いながら勉強会をやっている図書館に戻る一花と二乃。そこでは四葉が鶴を折っていた。模試の勉強で疲れている風太郎を元気づけようと千羽鶴を送るという。純粋に風太郎を気遣っての行動だったが、これでは自分だけ抜け駆けになってしまうことに気づき泣きながら謝る四葉。そんな四葉を見て自己嫌悪にさいなまれる一花と二乃。
泣きながら謝る四葉を見て三玖もプレゼント(ジムのペア券)を用意していたことを告白し、謝る。
結局皆用意していることに五つ子だということを再認識する一花。そこで、模試が終わったら皆でプレゼントを渡すよう提案する。
一花がまっとうなことを言っているので二乃はそれでいいのかと問い詰めると、一斉に渡しても自分のプレゼントを一番喜んでくれることを確信したため良くなったという。
【学校(夜)】
遅くまで勉強をする風太郎に栄養ドリンクを差し入れする五月。塾講師をしている人の手伝い(バイト)をしているという。学力向上に加え、教育現場を体験したかったためだという。
そんな話を聞きながら寝てしまう風太郎。
起きると5羽の折鶴が置かれていた。折鶴は五つ子姉妹のテスト用紙でおられていることに気づき自分も頑張ろうと勇気づけられた風太郎。
【全国模試結果】
五つ子姉妹の成績は前年と比較し、大幅に成長していた。武田は全国模試8位、風太郎は全国3位だった。そして五つ子から誕生日プレゼントをもらう風太郎。
【三玖のパン作り】
バイト先のパン屋にてパン作りをしている三玖。四葉がいつも店に来て成長具合を見てくれていたらしい。初めは石みたいな黒焦げのパンしか作れなかった。しかし、まだ商品にできるレベルではないが、普通のパンを作れるようになった三玖。風太郎には自分のとっておきのパンを食べてもらうために今も勉強中である。就学旅行一日目が自由昼食のためその時に食べてもらおうとする三玖。
しかし、それには問題があった。一緒の班にならないと一緒に昼食をとることができない。そして何より一緒に京都を回りたいと考えている三玖。そこで、四葉は自身満々に自分に任せろという。
【クラス教室】
就学旅行の班決めを始める。班は一組5人以内がルールとなる。早速三玖と風太郎を一緒の班にするべく、四葉が風太郎に話かけようとする。しかし、一花が四葉を引き留める。
風太郎が友達がいなさそうで心配するふりをする一花。そして、風太郎が可愛そうだから一花と四葉と風太郎で班を組もうと提案し、四葉の返事を聞く前に去っていく一花。
【四葉への恩返し】
らいはへ誕生日会のお礼として自作の問題集を渡そうとして食い気味に断られる風太郎。林間学校で助けてくれた四葉(肝試しを手伝ってくれたり、スキーを教えてくれた)にお礼をしてない風太郎を責めるらいは。
早速四葉にお返しをするため、五つ子宅に行き四葉に欲しいものを聞く(1500円以内)。四葉は一緒に出掛けたいというため二人で出かけることに。
一緒に出掛けた四葉は、五つ子の話ばかりで自分の好きな物を要求しない。風太郎に四葉の欲しいものを改めて聞くと、四葉は自分の欲しいものが答えられない。
四葉がよく来るという公園に来た二人。ブランコで遊ぶ二人。全力でブランコをこいだ時に見える夜景に感動する風太郎。四葉はこの景色が好きだという。華麗にブランコからジャンプして風太郎を挑発する四葉。風太郎もジャンプしようとして失敗して無邪気に大笑いする。もう遅いため帰ろうとする二人。何もあげれなかったことに落ち込む風太郎であったが、とても満足そうな四葉。
【五つ子宅】
大掃除をする五つ子姉妹。誰のものかわからない段ボールがあったため、一花が五月に持ち主を聞くと、五月がいらない服をいれた段ボールだという。その段ボールをしまいに行くときに何かを落とす五月。
一花がそれを拾うと麗奈が風太郎から奪った6年前の写真だった。それを見た一花は一言「これ京都の…..そっか…。」
【修学旅行の班】
勉強会をするため集まった五つ子姉妹と風太郎。勉強会を始める前に修学旅行の班について話がしたいという三玖。そこで一花が四葉が話したい事がある。っと四葉に話をふる。一花からのお願いと三玖との約束に挟まれて言葉が詰まる四葉。四葉は四葉以外の5人で班を組むべきだと提案する。しかし二乃はフー君と二人で班を組みたいという。そんな言い争いをしていると風太郎から一言「もうクラスの男子と班を組んだぞ。すまん。」
結局五つ子姉妹5人で班を組むことになりました。
第11話
・三玖に変装した一花と遭遇する三玖
・三玖の気持ちを風太郎に知られる。
・風太郎への思いを知られた三玖がふさぎ込む。
・6年前の女の子は四葉だった。
【五つ子宅】
6年前の写真を見てため息をつく五月。四葉が突然部屋に入ってきたため、慌てて写真を隠す五月。
【修学旅行の荷物買い出し】
らいはと一緒に修学旅行へ持っていくものを買いに来た風太郎。らいはから五つ子姉妹の誕生日が過ぎていくていることを聞く。そして、誕生日プレゼントをもらっておきながらお返しをしていないことを責められる風太郎。そこにらいはから呼ばれた五月と四葉が合流する。
五つ子姉妹へのお返しとして欲しいものを調査するため、五月と四葉についていく風太郎。五月が買い物をしている間、四葉と談笑する風太郎とらいは。らいはから写真の子に会えるかもと茶化される
写真の子とは誰のことか四葉に聞かれて答える風太郎。京都で偶然麗奈という女の子に会ったことだけを伝えると四葉は詳しく説明を求めたが、話してくれない風太郎。らいはが変わりに風太郎の初恋の人だと伝えて、驚く四葉。
【修学旅行 京都行の新幹線】
ポーカーを楽しむ五つ子姉妹。眠そうな三玖。朝早くにバイト先の厨房に行きパンを作って持ってきていた。そんな三玖を見て一花は次のポーカーで勝った人はなんでも命令できるというルールを追加した。
【京都到着】
二乃がシャッター音を聞いたような気がしたため、周りを見渡すが何も異常がないため気のせいだと思うことにする。先生からの説明が終わって皆でどうするか話す五つ子姉妹。何とか風太郎と一緒に行動したいため風太郎班の後をつけていく五つ子姉妹。
【伏見稲荷神社】
風太郎に追いつけづにいる五つ子姉妹。分かれ道に差し掛かって昼食を取ろうと提案する五月。美玖は昼食前に風太郎に会って、パンを食べて欲しい。そのため五月の提案に賛同できづにいた。そんな三玖を見て四葉が二手に分かれることを提案。四葉は新幹線でのポーカーで勝利していたため、他の姉妹は逆らえなかった。三玖と四葉が右ルート(正規ルート)、一花と二乃と五月が左ルート(マイナールート)。正規ルートの方が風太郎に会う確率が高いと思っての提案だった。
二乃と五月がトイレに行っている間に一花が走って先に山頂を目指す。一花はまた三玖に変装して風太郎を騙そうと考える。美玖に変装した姿で山頂に到着する一花。三玖は体力がないためまだ山頂には来ないと思っていたが、四葉がおんぶして運んだため、予想より三玖達は早く山頂につき、美玖に変装した一花と遭遇する。
なぜ変装しているのか質問する三玖。返答に困る一花。そして四葉は状況を察して発言する。
四葉:「一花、私そんなつもりで言ったんじゃないよ。」
「それが本当にしたいこと?」
三玖:「四葉、どういうこと?」
四葉:「一花は邪魔しようとしている」
ここで風太郎が山頂に到着するが、気づかずに話続ける三玖と四葉。
三玖:「邪魔って何の?」
一花:「四葉待って!」
一花の制止は間に合わづに四葉は言ってしまう。
四葉:「それは、美玖から上杉さんへの告白だよ!」
咄嗟に三玖の変装をやめる一花。(かつらとヘッドホンをとる。)
その発言を風太郎は聞いてしまった。そして聞かれてしまった三玖は色んな感情が押し寄せてきて、泣きながらその場を走り去っていく。
遅れて山頂に到着した五月と二乃の横を美玖が走り去っていく。五月は三玖を心配して追っていく。二乃は一花が美玖のかつらとヘッドホンをもっていたことから、三玖が泣いていたのは一花がやらかしたと思い、一花を責め立てる。
一花は二乃には言われたくないという。温泉で他人を蹴落としてでも叶えたいと発言したことから二乃と何が違うのかわからないという。
しかし、二乃は恋心と同じくらい五つ子姉妹の絆も大事にしていた。全力でアタックして一花が選ばれてしまっても祝福するつもりでいたのだ。
それを聞いて一花は何かに気づいたような顔をする。
二乃は風太郎に三玖を追いかけさせる。四葉も一緒に後を追う。
四葉は五月に電話をして、三玖と一緒にバスに乗ったことを聞く。四葉と風太郎も後を追うためバスに乗り込む。
【バス内】
風太郎が四葉にああいう発言は周りを見てから言うように注意する。しかし、風太郎は知っていたという。美玖が自分に好意を抱いてくれていることを。
だから、三玖(一花)から一花との恋を応援すると言われた時は混乱し、美玖ではなかったのではないかと疑っていたらしい。
だから四葉に気にするなと励ます風太郎。他の姉妹に気を使いすぎだと指摘する。
四葉は過去に自分のせいで皆を転校させてしまったことを後ろめたく思っており、自分より他の五つ子姉妹が幸せになるのは当然だという。
【ホテル】
一緒食べる二乃と四葉と五月。二乃は盗撮されていることを相談するが、五月達が信じなかった。夕飯を食べ終わった二乃達は、自室に戻っていると思われる三玖と一花に会いに行くことに。
自室に戻ると鍵がかかっているため、開けるように声をかけるが返事がない。携帯への連絡にの返信がない。部屋の中に美玖はいるが、落ち込んでいてふさぎ込んでいた。
そんな時またシャッター音が後ろから聞こえた。恐る恐る後ろを振り向くとカメラで盗撮されていることを確信し、悲鳴を上げながら逃げる二乃達。
悲鳴声を聞いて、心配してやってきた声の方へ風太郎が向かっていると同じく駆けつけていた一花と遭遇する。一花は明日話したいことがあると風太郎に言う。
盗撮された場所から離れて落ち着いた二乃が三玖へ電話すると、悲鳴声を心配して電話に出てくれた。そして話したい事があるという。
【翌朝】
清水寺に来ている五月と四葉。風太郎が五月と四葉に近づき美玖に用事があるという。しかし、三玖は体調不良でホテルで休んでいるという。二乃と一花は2年の頃の友達と行動しているらしい。
しかし、五月の行動がなんだかおかしい。突然風太郎と写真を撮ろうと言い出す。そして、どうやら6年前のことを思い出してほしいと思っている心理描写が描かれる。
【ホテル】
三玖に変装して自室に戻る二乃。慰めならいらないという三玖。しかし、二乃はそんなことするわけないと返答する。むしろ恋のライバルが減って嬉しそうだ。誰よりも風太郎を好きなのは自分だと断言する二乃。三玖も諦めてないと食い下がる。しかし、こんなところ引きこもっていることは諦めたも同然だという二乃。それでも諦めたくないと声を張り上げてしまう三玖。
でも、いざ自分の気持ちが風太郎に知られたら自分なんかではだめだ、自分なんかが風太郎から好かれるわけないと思えてきて怖かったという。公平に戦うことがこんなに怖いとは思わなかったと泣きだしてしまう。
【四葉と五月】
二人は6年前にお守りを買った場所に来ている。五月は思い出してもらうチャンスだと思い風太郎を探している。先程から様子がおかしい五月に対して四葉が聞く。何か私に隠してる?
五月が答える。
五月:「上杉君に打ち明けるべきです。6年前、彼と出会ったのはあなただったと。」
第12話
・五つ子姉妹が協力して三玖をサポートする。
・一花も6年前に会っていた。
・仲直りする五つ子姉妹
【二乃と三玖】
三玖が泣きながら風太郎に選ばれないことを嘆いている。二乃は負ける前提で話していることが気持ちから負けていると指摘する。可愛くて、社交的で、男子から人気もあり、自分の夢を持つ強さがある一花には敵わない。自分が男子でも一花を選ぶという三玖。そして二乃にも敵わないという三玖。
テストで一番になったら、おいしいパンが焼けたら、そうやって先延ばしにしてきた自分の自業自得だとふさぎ込む三玖。
いつまでもウジウジしている二乃はしびれを切らして部屋を出ていこうとする二乃。三玖が二乃を可愛いと認めているのと同じで、二乃は三玖を可愛いと思っている。去り際にそのことを伝えられた三玖はごめんと謝る。
【一花と風太郎】
三玖に変装して風太郎を引っ張る一花。一花がホテルで話したかったこととは美玖の話を聞いて欲しいということだった。三玖が風太郎を好きだということが知られたままだと自分がついた嘘に矛盾が生じるため、さらに嘘をつこうとしている。
一花は6年前に風太郎が四葉と遊んだ場所に連れてきていた。そして風太郎は6年前のことを話す。6年前風太郎は夜になるまで麗奈に振り回されて辺りを散策していた。学校の先生が向かってくれることになり、麗奈が泊まっていた旅館の空き部屋で待たせてもらい、一緒にトランプで遊んだと語る。
そんな昔話を辞めて風太郎は突然お前に付き合うのはここまでだという。三玖が一花の変装だと見破る風太郎。何か意図があるかもと思い、昔話をしていたらしい。このタイミングで三玖に変装していたことから、学校の廊下であった三玖も一花の変装だと見破る。
6年前に会っていたのは私だと一花はいう。
風太郎は6年前に買ったお守りを
覚えているかと聞く。一花は覚えているし、今でも持っていると答える。麗奈であったら風太郎に渡しているはずのお守りを持っていると。
風太郎はもう信じられないと言って、風引くから帰るよう促しながら去っていく。
【ホテル】
五つ子姉妹は部屋で風太郎について話し合う。理由は違えど皆風太郎と二人きりになろうとしている。最終日はA~Eのコース別体験学習となる。風太郎と共に行動するには同じコースになる必要がある。
そこで一花が最後は運に任せようと提案する。A~Eの各コース一人づつが選び偶然風太郎と一緒のコースになった人が風太郎と共に行動することができる。
しかし、一花は風太郎がEコースにしようと男子生徒と話していることを聞いていた。
【翌日】
一花はDコースを選んでおり、Eコースには三玖がいた。実は昨日初めはEコースを選んでいた一花だが、三玖と希望コースの交換を行っていた。
三玖は風太郎に会うが、恥ずかしくて逃げ出してします。そんな三玖は誰かにぶつかってしまい、風太郎に追い付かれる。ぶつかったのは一般人に変装した一花だった。三玖への罪滅ぼしとして風太郎と共に行動できるように誘導していた。
そんな一花の誘導もむなしく、また逃げ出してしまう三玖を引き留めるため案を振り絞る。
一花、二乃:「戦国武将の着付け体験いかがですかー?」
お互いの声に気づく二人。二乃は三玖を見守ろうと仮病を使い潜入していた。一花も仮病で抜け出して罪滅ぼしをしている。そこに五月と四葉が遭遇する。実は五月と四葉も同じ行動をしており、Eコースにいた。
風太郎となかなか二人きりになれない三玖。そこで二乃は風太郎と同じ班の男子を騙して風太郎の嘘の居場所を伝えて引き離すことに成功する。そして一花は三玖に変装して着付けしたいと志願することで、美玖を着物衣装に着付けさせることに成功する。やっと二人きりになれた風太郎と三玖。
二人きりになって辺りを散策しているうちにいつの間にか普通に話せるようになっていた三玖。
疲れて座る風太郎と三玖。
3日間あった修学旅行を振り返っていたら、三玖の焼いたパンが椅子においてあることに気づく。(一花がホテルからもってきてくれていた。)
風太郎がパンを食べて旨いという。味音痴で味覚には自信ないが、三玖の努力を味わえたという。そして三玖に頑張ったなと苦労をねぎらう。その言葉を聞けて嬉しそうな三玖。
三玖のパンを食べて、風太郎は母親が昔毎日パンを焼いてくれて、とても好きだったことを思い出して三玖に伝える。だが、自分の話などどうでも良いと話を終わろうとする。しかし三玖は風太郎のことをもっと知りたいという。そして自分のことももっと知って欲しいと。そして自分の好きな物を指をさしながら伝えていく。今日回った建物、橋等。そして最後に風太郎を指さして言う。
三玖:「好き。」
この告白に後ろの建物に隠れていた五つ子姉妹も感極まる。
そして一花が三玖に今までの行動を懺悔する。しかし実は、6年前に京都を散策したのは四葉だけどトランプで遊んだのは一花だったのだ。あの思い出だけは嘘じゃない。でももうそのことを風太郎に言っても信じてもらえない。そう思うと悲しくて泣いてしまう一花。
二乃は三玖の告白を見て、一花の気持ちがわかった。そう、一花が二乃の告白を見た時の気持ちが。そして、タイミングが違えば自分が一花の様な行動をとっていたかもしれないと泣きながら一花に謝った。
二乃は三玖の正当な告白を見て、己の愚かさもわかったという。それは一花も同じだった。抜け駆け、足の引っ張り合いに意味がないことを一花が本当に理解したのだ。
【三玖の告白に戻る】
三玖 :「好き」
風太郎:「ああ、知ってるぞ」
その言葉を聞いて嬉しそうな三玖。
そして答えようとする風太郎
風太郎:「だが………」
ここで三玖が指を差し直しながら言い直す。
三玖 :「うん、やっぱり私は家族の皆が好き。」
風太郎:「え!?」
二乃 :「え!?」
一花と二乃の声が聞こえておかしいと思ったらしい。
風太郎は混乱しながら三玖の発言の意味を考える。さっきの好きは自分のではなく、五つ子姉妹のことをさしていたのかと。そんなことを考えていると美玖からからかわれる。
三玖:「もしかして自意識過剰君。」
四葉がせっかく伝えたのにごまかして良いのかと三玖に聞く。誰かさんみたいに勝ち目もないのに特攻する馬鹿程じゃないと二乃をいじりながら大丈夫だという。それに風太郎も思っているほど鈍くないという。告白した時の反応でそう思ったのだろう。
美玖が色々頑張ってくれた五つ子姉妹一人一人にお礼をいう。一花は三玖に抱き着いて謝る。そして美玖は一花を許す。恋がこんなにつらいものなんだねと語りながら。
【一花と風太郎】
迷惑をかけたと風太郎に謝る一花。風太郎は昨日は一花の言い分も聞かづ言い過ぎたと反省している。一花は冗談混じりに言う。
一花 :「まったくそのとおりだよ。女子にあんな目を向けるなんて最低。」
風太郎:「すまん。」
一花 :「私すっごく悲しかったんだよ。」
風太郎:「すまん。」
一花 :「なーんてね。全部嘘だよ」
そう言って、キスをした。
風太郎:「え?全部って?」
一花 :「全部」
ちなみに盗撮班は、風太郎の友達の前田でした。五つ子姉妹への誕生プレゼントのお返しとして風太郎が頼んでいたみたいです。
【温泉旅行の誓いの鐘】
最後に第8話で誓いの鐘の前にいた風太郎にぶつかってきた人物がでてきました。
【結婚式】
また結婚式のシーンも最後にでてきます。
キャラが可愛い!
上記あらすじの際に載せなかったけど各キャラの印象的なシーンを抜粋しました。
一花の印象的なシーン
第5話:キス待ちの一花
第5話:映画のぶりっ子キャラを演じている姿を風太郎に見られて恥じらう一花
第5話:疲れて寝たふりをして、風太郎に寄りかかる一花
第8話:入浴シーン
第9話:芸能人バレを恐れて変装する一花
二乃の印象的なシーン
第1話:風太郎を「変態」とののしる二乃
第2話:ホテルでパック中に三玖と風太郎に部屋に入られた二乃
第3話:風太郎の過去話を聞き涙する二乃
第3話:kyannpuを聞き涙する二乃
第3話:金太郎に名前を呼ばれて照れる二乃
第4話:風太郎の授業を受けることを伝えて照れる二乃
第5話:女王様姿の二乃
第7話:入浴シーン
第8話:入浴シーン
第9話:バイト姿
三玖の印象的なシーン
第1話:風太郎にホクロを見せようとする三玖
第3話:ハサミを持つ二乃におびえる三玖
第4話:風太郎が家庭教師を辞めたことにショックを受ける三玖
第4話:風太郎に会いに行こうとしたところを止められて、むくれる三玖
第5話:風太郎に迫られる妄想をする三玖
第5話:メイド姿の三玖
第6話:寝起き姿を見られて恥ずかしがる三玖
第9話:風太郎にべたべたする女性とに嫉妬する三玖
第10話:バイト姿の三玖
第12話:着付け姿を褒められて照れる三玖
四葉の印象的なシーン
第5話:スーパーの店員姿の四葉
第8話:一花を心配する四葉
第10話:風太郎とのデートできることに喜ぶ四葉
第10話:風太郎とのデートできたことに満足する四葉
五月の印象的なシーン
第3話:風太郎に起こされているが、姉妹に起こされていると勘違いしてもう少し寝たいと駄々をこねていたことを恥ずかしがる五月
第4話:二乃が喧嘩の件を許してくれて感動する五月
第5話:家庭教師姿の五月
第7話:入浴シーン
第7話:入浴シーン
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まとめ
キャラが可愛くてすごく癒されます。自分は三玖推しです。
過去に遊んでいた子は誰なのか、結婚する人は誰なのか考察するのも楽しかったです。結婚相手まではこのアニメではまだ明かされませんでした。
続きは劇場版になります。
癒されたい人、考察したい人等におすすめです。
本ブログでは、魅力を伝えきれていないので、まだ見ていない方は是非アニメをご覧ください!
本作品は、五つ子姉妹の感情がとても重要になってきます。アニメでは、細かい表情や仕草、天気等で五つ子姉妹の感情を表しており、素直に感動しました。
ただ、麗奈(五月)が渡したお守りの中身がなんだったのか気になるけど劇場版で説明あるかな。それか原作には書いてあるのかな。原作読もうかな。