記事をご覧頂きありがとうございます。
「魔法少女育成計画」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
設定は面白いが、演出等に恵まれなかった。
魔法少女達が自身の命をかけて争う物語。
魔法少女のダーク系ということで「魔法少女まどか☆マギカ」を彷彿とさせますが本作品は登場人物が多いことや魔法少女同士で争うこと、演出が良くないこと等が異なっています。
物語には様々な伏線が張り巡らされていたりして面白いが、演出等が良くないため、見ていて冷めてしまうシーンが多々あったのが残念です。
戦闘シーンも迫力がもう一息たりないような印象を受けてしまいました。緩急が少ないのが個人的に良くなかったと思います。
味方同士のデスゲームが好きな人は楽しめる作品だと思います。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・伏線が張り巡らされてて面白かった。
・戦闘シーンの迫力がもう一息欲しかった
・多々違和感がある
基本情報
・略称:まほいく
・原作:ライトノベル(このライトノベルがすごい!文庫)
・話数:全12話
・放送期間:2016年10月~12月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
魔法少女育成計画というスマホゲームが流行しており、そのゲームプレイヤーの何万分の1の確率で本物の魔法少女になることができる。
そしてこの街には今から魔法少女になる主人公を含めて15人の魔法少女が存在する。
魔法少女が望まない限り接触した人の記憶は曖昧になり、画像や動画にははっきり写ることはないため、自由に行動ができる。
マジカルフォンという携帯アイテムにより管理者からのお知らせや他の魔法少女と連絡がとれる。
そして16人目の魔法少女が増えようとしていた時、管理者側から需要なお知らせがはいり、魔法少女達の争いが始まる。
主要キャラ
スノーホワイト(CV東山奈央)
能力:困った人の心の声が聞こえる
リップル(CV沼倉愛美)
能力:投げた物が百発百中であたる
ラ・ピュセル(CV佐倉綾音)
能力:剣の大きさを自由に変えられる
トップスピード(CV内山夕実)
能力:専用の箒で猛スピードで空を飛ぶことができる
カラミティ・メアリ(CV井上喜久子)
能力:持ってる武器をパワーアップすることができる
ねむりん(CV花守みゆり)
能力:他人の夢の中に入ることができる
ルーラ(CV日笠陽子)
能力:目の前の相手になんでも命令できる
スイムスイム(CV水瀬いのり)
能力:どんなものにも水のように潜れる
ミナエル(CV松田利冴)
能力:生き物以外の好きな物に変身できる
ユナエル(CV松田颯水)
能力:好きな生き物に変身できる
たま(CV西明日香)
能力:いろいろな物に素早く穴をあけられる
マジカロイド44(CV新井里美)
能力:未来の道具を毎日ひとつ使用可能
シスターナナ(CV早見沙織)
能力:好きな人の力を最大限引き出せる
ヴェス・ウィンタープリズン(CV小林ゆう)
能力:何もない所に壁を作り出せる
クラムベリー(CV緒方恵美)
能力:音を自由自在に操れる
ハードゴア・アリス(CV日高里菜)
能力:どんな怪我もすぐに治る
主題歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スタッフ
- 原作 – 遠藤浅蜊(宝島社 / このライトノベルがすごい!文庫『魔法少女育成計画』シリーズ)
- 原作イラスト – マルイノ
- 監督 – 橋本裕之
- シリーズ構成・脚本 – 吉岡たかを
- キャラクターデザイン – 愛敬由紀子
- SDキャラクターデザイン – 伊藤雅子
- プロップデザイン – 飯野まこと
- 銃器デザイン – 竹上貴雄
- エフェクト作画監督 – 橋本敬史
- 美術設定 – 平柳悟
- 美術監督 – 羽根広舟
- 色彩設計 – 今村直哉
- 撮影監督 – 國井智行
- 3DCG監督 – 水野朋也
- 編集 – 坂本雅紀
- 音響監督 – 飯田里樹
- 音楽 – 伊賀拓郎
- 音楽制作 – FlyingDog
- 音楽プロデューサー – 西辺誠
- チーフプロデューサー – 神部宗之
- プロデューサー – 鹿志村絵美、南健
- アニメーションプロデューサー – 比嘉勇二
- アニメーション制作 – Lerche
- プロデュース – ジェンコ
- 製作 – まほいく製作委員会(アニマティック、AT-X、COSPA、虎の穴、ハイライツ・エンタテインメント、メディコス・エンタテインメント、FlyingDog、ジェンコ)
詳細な感想(ネタバレあり)
良かった点と合わなかった点に分けて下記に記載します。
よかったと思った点
伏線が張り巡らされている
ハードゴア・アリスが魔法少女になった理由はスノーホワイトの行動が関係していたり、スイムスイムがチームリーダーになるように行動するようになったのは、ねむりんの最後の言動が影響していたり、何気ない行動が意味をもっていたのは良かった。
スノーホワイトの困った人の心の声が聞こえるという能力は空気みたいな存在だったけど、最後の最後で活躍している点も良かった。
不死身の倒し方
ハードゴア・アリスはほぼ不死身で倒しようがないと思っていたが、変身をといている隙をついて、倒すシーンは予想外だったため面白かった。
合わなかった点
戦闘シーンがいまいち
動きの緩急が少なく、迫力に欠けるシーンが多々あったのが残念だった。
違和感
キャラの胸が変にデカい
これは個人的にキャラデザが好みじゃなかった。キャラは可愛かったが胸の描き方が微妙だった。色気があるわけではなく、変にデカいため違和感が半端なかった。
ハードゴア・アリスの怪力
ハードゴア・アリスがマジカロイド44を倒した時、胸を手が貫通していましたが、そんな腕力はなぜ?
カラミティ・メアリを投げ飛ばせたのは?
カラミティ・メアリとの戦闘で射殺しても死んでいなかった時にもっとリアクションがあっても良かったのでは?
トップスピードのやられた時の演出
トップスピードがスイムスイムにやられる時に無音過ぎる。突然の死を演出したかったのかもしれないが、静かすぎた。音をなくすなら、スローモーションにするとか出血させるとか何かしらの演出が欲しかった。
出血量
ラ・ピュセルがやられる時は出血量が異常に多くでていたのに、トップスピードがやられる時や、ハードゴア・アリスに斧が刺さるシーンでは多少しか出血しなかったりと出血量のバランスがおかしい。
シスターナナの最後
シスターナナは最後に首を吊って自害しますが、静かすぎた。首を吊った瞬間動かなくなっていたが、しばらくジタバタする描写が欲しかった。
カラミティ・メアリの罠
カラミティ・メアリの罠を踏んだリップルが動かなくなりましたが、なぜ動かなかったかよくわからなかった。動けなくなる罠だったのか、動いたら爆発する罠だったのか。そもそも踏んだ時点で爆発する地雷にすればよかったのでは?色々違和感がありすぎて冷めた。
一般人の反応
ハードゴア・アリスが人間に姿の時に背中を切り付けられ、血だらけだったのに周りの反応が薄すぎた。
魔法少女の名前
単純に変。覚えづらいですね。
口コミ
【アマゾンプライムでの評価】
76件のレビュー平均が3.7と高評価よりです。
まとめ
設定は面白い!
細かい所が気になる人は不向きかも
デスゲーム好きは楽しめる作品かと思います。