記事をご覧頂きありがとうございます。
「ありふれた職業で世界最強」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
面白さのピークは5話まで
ストーリー展開の面白さは5話がピークで、戦闘シーンも話数が進むにつれて動きがなくなっていき迫力が皆無になっていきました。
ただ唯一キャラデザが良く、新キャラが増えてゆくので、かわいいキャラを楽しむことだけはできました。
逆に言えば後半の楽しみはかわいいキャラを見ることだけになっていました。
設定は色んな人気作と被る部分もあり、自分は好きでした。
【主な設定】
・学校のクラスが異世界転生する
→類似作品:「蜘蛛ですが、なにか?」
・魔物を食らって能力を奪う
→類似作品:「転生したらスライムだった件」
・幼女に血を吸われる
→類似作品:「魔法先生ネギま! 」
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・最初は面白い
・キャラがかわいい
・戦闘シーンの迫力が皆無
基本情報
・略称:ありふれた、あり職、ありふれ
・原作:なろう系ライトノベル
・話数:全13話
・放送期間:2019年7月~10月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
主要キャラ
主題歌
-
- 「FLARE」
- Void_Chords feat.LIOによる1st seasonオープニングテーマ。作詞はKonnie Aoki、作曲・編曲は高橋諒。
- 「ハジメノウタ」
- DracoVirgoによる1st seasonエンディングテーマ。作詞・作曲はMAAKIII、編曲はSPINBUDDAH DracoVirgo。
- 「Daylight」
- MindaRynによる2nd seasonオープニングテーマ。作詞はJoelle、作曲はSACHIKO、編曲は小山寿。
- 「外道讃歌」
- FantasticYouthによる2nd seasonエンディングテーマ。作詞はOnyu、作曲・編曲はLowFat。
スタッフ
- 原作:白米良
- イラスト:たかやKi
- 監督:よしもときんじ
- シリーズ構成:佐藤勝一、吉本欣司
- キャラクターデザイン:小島智加
- サブキャラクターデザイン:渡辺佳奈子
- プロップデザイン:コレサワシゲユキ、田中誠輝
- モンスターデザイン:コレサワシゲユキ
- 美術監督:青山直樹
- 美術設定:バーンストーム・デザインラボ
- 色彩設計:福谷直樹
- CGIディレクター:岸これみ
- 撮影監督:武原健二
- 編集:伊藤潤一
- 音楽監督:名倉靖
- 音楽:高橋諒
- 音楽プロヂューサー:関根陽
- 音楽制作:ランティス
- プロデューサー:曽山貴史、深尾聡志、安藤盛治、飯塚彩、柏原雄太、関根陽一、和泉勇一、隅元優介
- アニメプロデューサー:平松巨規
- アニメーション制作:asread.、WHITE FOX
- 製作:ありふれた製作委員会
詳細な感想(ネタバレあり)
物語の導入
【高校の教室】
本作の主人公、南雲はオタク趣味をもった普通の男子高校生である。
いつも通りの学校生活を送っていたら突然、魔法陣が現れ、知らない場所に飛ばされてしまう。
【異世界】
どうやら魔人族を倒し、人間族の滅亡を防ぐため、異世界から召喚されたようだ。
異世界召喚されたクラスメイト達はこの世界の一般人の数十倍~数百倍の力を持っている。
ステータスプレートがあり、その人の能力を数値化したものを見ることができる。能力は訓練すれば強くすることができる。
ステータスプレートを見ると天職というものがあり、この天職によって戦闘スタイル等その人の能力を大きく左右される。しかし、この天職は変えることができない。
クラスメイト達が激レアな天職ばかりなのに対し、南雲の天職は「錬成師」というこの世界ではありふれた天職だった。ステータスも一般人並である。
「錬成師」は戦闘系の天職ではないため、魔人族と戦う必要がある南雲にとっては最悪の天職である。
【大迷宮】
異世界で訓練を積んだ皆でついに魔人族と戦うため、大迷宮に挑むことに。
20階層まで来たところで珍しい宝石を見つけ、一人の男子が採取しようとしたところ、宝石はトラップであった。
宝石が怪しく光ったと思ったら皆は65階層へ転送されており、目の前には今の実力では敵わない強敵がいた。
南雲は錬成で壁を作り出して強敵の足止めをした。南雲の足止めは長くは持たなかったが、クラスメイト達は体制を整えることができ、一斉に攻撃を仕掛けていく。
その隙に南雲も皆の所へ退避しようと必死に足っていたところ、敵向かうはずの攻撃が南雲の方へ飛んで行き、南雲は奈落の底へ落ちてしまう。明らかに悪意のこもった攻撃であり、南雲はクラスメイトの誰かに裏切られたのだ。
奈落の底に落ちた南雲の前には強力な魔物がおり、始めは洞窟の中に隠れていた南雲だったが、空腹も限界に来たため何かが吹っ切れて魔物を倒して食うことに決めた。
戦闘系の天職ではないため、罠を作り、魔物をおびき寄せることで見事魔物を倒すことに成功する。
空腹な南雲は倒した魔物を食べた。
その途端、体に激痛がはしり、意識を失ってしまう。
意識を取り戻した南雲は髪は白髪になり、体格もがっしりとした体格に変化していた。
ステータスプレートを見ると魔物を食べたことによって大きく数値が上がっていることに気づき、食べた魔物の能力も使えるようになっていることに気づく。
ここから南雲の逆転劇が始まる!
最初は面白い
最初はとても面白かったです。
戦闘シーン
魔物を倒して食らうことにより強くなり、能力も手に入れて這い上がっていく感じがとてもよかったです。戦闘シーンも最初は動きがあって楽しめました。
しかし、後半になるにつれて戦闘シーンの動きはなくなっていきました。
ストーリー展開
南雲が魔物を倒し奈落の底を突き進んでいくと不死身の吸血鬼が封印されいました。
仲間に裏切られて封印されたという吸血鬼をクラスメイトに裏切られて奈落の底に突き落とされた自分と重ねて、助けることに。
カワイイ強キャラが加わって物語が面白くなっていくんじゃないかと期待は膨らんでいました。
そして共に奈落の底を進んでいき、最深部につくと迷宮を作り上げた者の映像が出てきて、迷宮を突破した報酬として世界の秘密を教えてもらったり、神代魔法という強い魔法を覚えます。
どうやら迷宮を攻略するとそれぞれの神代魔法を覚えることができるようだ。
南雲は元の世界に帰るためにはそれぞれの迷宮を攻略して神代魔法を覚える必要があるということから、他の迷宮攻略をしていくことにします。
ここまでがピークでした。
この始めて覚えた神代魔法により強力な武器を錬成することが可能になります。
これによって南雲は強力な武器を手に入れて、強くなり過ぎました。
敵には圧勝してしまい戦闘に緊張感はないですし、主人公最強系のような爽快感も戦闘シーンが雑なせいでいまいちです。
魔物を食って強くなるのはもう限界とか言って、魔物を食らうこともなくなりました。
強い武器を出して、それを使って倒すだけ。そして主に銃という倒し方もワンパターン。
キャラがかわいい
ユエ
不死身で強力な吸血鬼。強すぎて仲間に封印されてしまう。
封印を解いてくれた南雲のことが好きで、ハジメの故郷についていくために南雲の冒険に共にすることに。
膨大な魔力から放たれる強力な魔法が驚異的。
ハジメの血を吸うことにより、魔力を回復することができる吸血ロリキャラ。
見た目は
「化物語の忍」や「魔法先生ねぎま!のエヴァンジェリン」みたいです。
シア・ハウリア
ウサギの亜人族。
未来視の力を持っており、ハジメが故郷を救ってくれる未来を見たため、ハジメ達に助けを求める。
そして見事故郷を救ってくれたハジメを好きになる。
ずば抜けた身体能力から繰り出される怪力が驚異的。
元気一杯の明るい天然巨乳キャラ。
ティオ・クラルス
竜人族の姫。
悪者に操られえていたところをハジメの手で正気に戻される。
ハジメとの戦いでドMに目覚める。
責任を取ってもらうためにハジメと行動を共にすることに。
竜の姿になれることや、火・風・雷等の属性魔法が驚異的。
ドMキャラとしては「この素晴らしい世界に祝福を!のダクネス」みたいである。
ミュウ
海人族の少女。
悪者に誘拐されていた所をハジメに助けられる。
ハジメを父親のように慕っており、「パパ」と呼ぶ。
親子関係でないのにパパと呼ぶという点では「ソードアートオンラインのゆい」みたいな感じです。
戦闘シーンの迫力が皆無
2Dの作画で描かれている戦闘シーンは普通なのですが、3Dを使って敵を描かれている部分が主体となっており、これがひどかったです。
物語の前半はまだ3Dでも頑張って戦闘シーンが描かれていましたが、後半になると2Dのキャラが動くシーンが描かれて、そのあとに3Dの敵がバッタバッタと倒れていくという何とも迫力のない戦闘シーンになっており、もったいなかったです。
まとめ
5話までは面白い!
後半はキャラのかわいさを楽もう!