記事をご覧頂きありがとうございます。
「王様ランキング」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
面白い!
絵柄からは想像できない白熱したバトルと作りこまれたストーリー!
主人公ボッジは王子の息子であるが、耳が聞こえづ、言葉を話せず、短剣すら持てない程力も弱い、恵まれない体の持ち主である。
周囲からは耳が聞こえないことをいいことにめちゃくちゃ馬鹿にされているが、実際は読唇術で馬鹿にされていることに気づいていても笑顔を絶やさないとても優しい心の持ち主である。
そんなボッジが努力して強くなって、敵に立ち向かっていく姿は感動します。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・感動する
・バトルの演出が良い
・王様ランキングという設定いる?
基本情報
・略称:なし
・原作:KADOKAWA
・話数:全23話
・放送期間:2021年10月~2022年3月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
主要キャラ
主題歌
-
「BOY」
King Gnuによる第1クールオープニングテーマ。作詞・作曲は常田大希、編曲はKing Gnu。「裸の勇者」Vaundyによる第2クールオープニングテーマ。作詞・作曲・編曲はVaundy。
「Oz.」
yamaによる第1クールエンディングテーマ。作詞・作曲は泣き虫☔︎、編曲は浅野尚志。「Flare」
miletによる第2クールエンディングテーマ。作詞はmilet、作曲はmiletと蔦谷好位置、編曲は蔦谷好位置。
スタッフ
- 原作 – 十日草輔『王様ランキング』
- 監督 – 八田洋介
- 副監督 – 今井有文
- シリーズ構成 – 岸本卓
- キャラクターデザイン・総作画監督 – 野崎あつこ
- サブキャラクターデザイン・総作画監督 – 河毛雅妃
- チーフ演出 – 渕上真
- メインアニメーター – 大城勝、小笠原真、藤井望
- 美術監督 – 金子雄司
- 美術設定 – 藤井一志
- 色彩設計 – 橋本賢
- 撮影監督 – 出水田和人、上田程之
- 編集 – 廣瀬清志
- 音響監督 – えびなやすのり
- 音響効果 – 緒方康恭
- 音楽 – MAYUKO
- 音楽制作 – アニプレックス
- 音楽プロデューサー – 舩橋宗寛
- チーフプロデューサー – 瓜生恭子、尾崎紀子
- プロデューサー – 井上めぐみ、大島和樹、岡田麻衣子
- アニメーションプロデューサー – 岡田麻衣子
- アニメーション制作 – WIT STUDIO
- 制作 – アニメ「王様ランキング」製作委員会(アニプレックス、フジテレビジョン、KADOKAWA、BANDAI SPIRITS、WIT STUDIO、電通)
詳細な感想(ネタバレあり)
物語の導入(1話概要)
【ナレーション】
王様ランキングとは高名な騎士を数多く従えているか。
国民が多く町が栄えているか。
そして何より王様自身が勇者のごとく強いか
それらを条件に各国の王様をランキングしたものである。
【どこかの部屋】
王子と呼ばれる少年が巨人の母親の懐で泣いており、慰められている。
どうやら王子はいじめられっ子のようだ。
そんな王子は母親と約束する。世界一立派な王様になることを。
【街中】
街人の皆が何かを馬鹿にして笑っている。
そう、先程回想にて泣いていた王子だ。
何故かパンツ一丁で平然と街を歩いている。
【城内】
自分の城内を駆け巡り遊んでいる王子。
城内で遊ぶのに飽きたのか城の外に遊びに行ってしまう。
そこで動く影(カゲ)に金を出せと脅されるが、王子は何も答えない。
どうやら王子は耳が聞こえず、言葉もしゃべれないようだ。
しかし、王子は読唇術が使えるため、カゲの言っていることがわかる。
そしてカゲもなぜだか王子の言っていることがわかった。
カゲは金がないなら着ている物を置いていけと言う。
それに素直に応じる王子はパンツ一丁になってしまう。
味をしめたカゲは明日も高そうな服を着てやって来るように約束する。
【街中】
ここで冒頭シーンのパンツ一丁で街中を歩くシーンになる。
王子はボッジという名前で、耳が聞こえず、しゃべれないことは皆知っているようだ。
さらに子供用の剣すらも触れない非力なダメ王子と馬鹿にされている。
【翌日】
カゲとの約束を律儀に守って、高そうな服を着てやってきたボッジ。
どうやら会話できるのが嬉しいらしい。
【別日】
満面な笑みでやって来るボッジに心を許していくカゲ。
二人で談笑する程仲良くなっていた。
話していて判明したが、ボッジは世界一立派な王様になると本気で思っているようだ。
【街中】
ボッジはカゲと別れて帰ってきた。
カゲはボッジが気になり隠れてついてきていた。
ボッジは街人からは耳が聞こえていないことをいいことに悪口を言われていた。
城内に入っても城内の人からも馬鹿にされていた。
王妃からも罵倒され、王の才能がないと言われてしまう。
城内の人もボッジが読唇術を使えることを知らないようだ。
伝えなければいけないことは手話を使ってコミュニケーションをとっている。
手話で王様より呼ばれていることを伝えられたボッジは着替えに行くことに。
【王子の部屋】
自分の部屋に戻り、服を着ている際にボッジは泣いてしまう。
皆から馬鹿にされ平気そうな顔をしていたのは我慢しているだけで本当はショックを受けているようだ。
しかし、すぐに泣き止み王様の元へ向かう。
【王様の部屋】
ボッジは王様より裸で歩き回っていることを責められる。
王子であるボッジがそんな姿で歩き回っていてはダメと言われる。
村一番のソードマスター(ドーマス)を師匠につけるので、鍛錬に励むように言われる。
【城内の庭】
王様に言われたとおり、ドーマスとボッジは剣の鍛錬をしていた。
そこに、第二王子であるボッジの弟ダイダがやってきてボッジと手合わせしたいという。
ドーマスがそれを断ると、ボッジがだめならドーマスと手合わせしたいといってきた。
ダイダは一番隊隊長の騎士に勝ったことで天狗になっているようだったので、ドーマスは鼻をへし折ってやろうと手合わせを受けることに。
ダイダの攻撃を受けている内に、才能に満ち溢れていることを感じ取り、興奮してきたドーマス。
ダイダがどこまで対応できるか試すように剣をふるっていく。
白熱したバトルにボッジも大興奮である。
手合わせの結果は、当然ドーマスの勝ちだが、ダイダは絶対に強くなることを感じたドーマスはダイダに剣を教えたいと思ってしまう。
そんなドーマスの姿を見て、自分もできる姿を見せたいためにボッジはダイダに手合わせを申し込む。
ボッジとダイダが手合わせするということは一気に広まり周りには騎士達が群がっていた。
そして誰もがダイダの勝利を確信していた。
いざ手合わせが始まると意外なことにボッジはダイダの攻撃をことごとくよけていく。
そして隙を見てダイダに攻撃を当てることもできた。
意外な光景に皆驚愕する。
影で見守っていたカゲも大興奮です。
© 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
ここから耳が聞こえず、言葉もしゃべれず、短剣すらも持つことができないボッジ王子の冒険物語が始まります。
感動する
この物語は一筋縄ではいかず、全然予想していない展開になっていきます。
誰が味方で誰が敵なのか。
ボッジが巨人の息子なのになぜあんなに非力なのか。
話が進めば進む程、先が気になってみるのが止まりません。
第1話では皆ボッジに対して冷たい態度をとっているため、皆が嫌っているのかと思いきや実はそうではなくて……。真相を知ったらもう、涙が出ていました。
バトルの演出が良い
この作品のバトルシーンはとても迫力があり面白いです。
そして非力なボッジは戦闘には参加できないかと思いきやめっちゃ強くなります。
あんなに弱くて馬鹿にされていたボッジが活躍するシーンは感動します。
また剣術だけでなく、魔法的なものもこの作品ではでてくるのでとても面白いです。
一部戦闘シーンを抜粋して下記に載せます。
王様ランキングという設定いる?
アニメでランキング要素が全然関係してこなかったので、原作では関係あったのか気になって調べてみたら、どうやら関係ないみたいですね。
皆の興味をひくためとりあえずランキングってつけたらしいです笑。
まとめ
面白い!
絵柄だけで避けている人は是非見てみてください!
非力な主人公ボッジが努力する姿に心打たれます。