記事をご覧頂きありがとうございます。
「化物語」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
独特な世界感が良い!
妖怪や神にあたる怪異(かいい)との間に発生した問題を解決してく物語です。
作品は独特の世界感を漂わせており、アニメの演出も独特なため、作品の世界感を引き立てておりとても良かったです。
またキャラ達の掛け合いもこの作品の大きな魅力の一つです。多少の下ネタを挟みながらも多様な言い回しを含みながらの言葉のかけあいは、他作品では見れないものとなっています。
時系列がバラバラで展開していくため、色々な謎がある状態で作品を見ることとなり、その謎が少しずつ分かっていく感覚は何とも言えない快感になります。
※この作品はボリュームが凄く多く、他作品を見ないと謎は解き明かされていきません。
少しエッチな表現やグロイシーンも出てくるのでそういったのが苦手な方は見ないほうが良いかもしれません。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・独特な演出が物語の不気味さとマッチしている
・謎の多い展開が面白い
・キャラ達の独特なボケとツッコミのやりとりが面白い
・男のフェチ心をくすぐられる
基本情報
・略称:なし?
・原作:ライトノベル(講談社)
・話数:全15話
・放送期間:2009年7月~9月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
主人公である高校生の阿良々木暦(あららぎこよみ)が妖怪や神にあたる怪異(かいい)に関わった少女達と出会っていく。
その少女達はそれぞれ怪異にまつわる問題を抱えており、その事件を解決していく物語。
主要キャラ
主題歌
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- オープニング
- 「staple stable」(第2、6、7、11、12話) / (Blu-ray・DVD版第1、2、12話)
- 作詞 – meg rock / 作曲・編曲 – 神前暁 / 歌 – 戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)
- オープニングディレクター – 尾石達也
- 「帰り道」(第4話) / (Blu-ray・DVD版第3 – 5話)
- 作詞 – meg rock / 作曲・編曲 – 神前暁 / 歌 – 八九寺真宵(加藤英美里)
- オープニングディレクター – 板垣伸
- 「ambivalent world」(第8話) / (Blu-ray・DVD版第6 – 8話)
- 作詞 – meg rock / 作曲・編曲 – 神前暁 / 歌 – 神原駿河(沢城みゆき)
- オープニングディレクター – 鈴木利正
- 「恋愛サーキュレーション[注 4]」(第10話) / (Blu-ray・DVD版第9、10話)
- 作詞 – meg rock / 作曲・編曲 – 神前暁 / 歌 – 千石撫子(花澤香菜)
- オープニングディレクター – 大沼心
- 「sugar sweet nightmare」(第14、15話) / (Blu-ray・DVD版第11、13 – 15話)
- 作詞 – meg rock / 作曲・編曲 – 神前暁 / 歌 – 羽川翼(堀江由衣)
- オープニングディレクター – 尾石達也
テーマソング(エンディングテーマ)
「君の知らない物語」
作詞・作曲・編曲 – ryo / 歌 – supercell(Sony Music)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どの曲も素晴らしいですが、特に「恋愛サーキュレーション」や「君の知らない物語」はとても人気で、一度は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
スタッフ
- 原作 – 西尾維新「化物語」(講談社BOX)
- キャラクター原案 – VOFAN
- 監督 – 新房昭之
- シリーズ構成 – 東冨耶子、新房昭之
- キャラクターデザイン・総作画監督 – 渡辺明夫
- シリーズディレクター – 尾石達也
- ビジュアルディレクター – 武内宣之
- 美術監督 – 飯島寿治
- 色彩設計 – 滝沢いづみ
- 撮影監督 – 会津孝幸、江藤慎一郎
- 編集 – 松原理恵
- 音響監督 – 鶴岡陽太
- 音楽 – 神前暁
- スーパーバイザー – 太田克史
- プロデューサー – 岩上敦宏、針生雅行、久保田光俊
- アニメーション制作 – シャフト
- 製作 – アニプレックス、講談社、シャフト
- 次回予告脚本 – 西尾維新
- 次回予告作画 – 針玉ヒロキ
詳細な感想(ネタバレあり)
話の構成
この作品はヒロイン達に関わっている怪異について主人公である阿良々木暦が解決してく物語である。
そして実際の時系列とは異なった順番で物語は描かれていくため、キャラ達がさも当然のように話している内容がわからない場面が出てきますが、その謎を考察しながら見てくのも楽しいです。ちなみにこの「化物語」だけでは伏線を回収しきれないため、他の物語シリーズを見る必要があります。
時系列についてはまた別記事で整理しようと思います。
時系列はバラバラですが、各怪異ごとにはまとめて放送されています。
話の構成は下記のとおりとなる。
・第1,2話:戦場ヶ原 ひたぎ(怪異:蟹(かに))
・第3~5話:八九寺 真宵(怪異:蝸牛(かたつむり))
・第6~8話:神原 駿河(怪異:悪魔(あくま))
・第9,10話:千石 撫子(怪異:蛇(へび))
・第11~15話:羽川 翼(怪異:猫(ねこ))
戦場ヶ原 ひたぎ(怪異:蟹(かに))
戦場ヶ原と蟹の怪異の物語。
戦場ヶ原の暗い過去話が関係しています。
戦場ヶ原は初登場時にサイコパス的行動をとっていたため暗い過去に苦しんでいる姿は意外でした。
八九寺 真宵(怪異:蝸牛(かたつむり))
小学生の迷子である八九寺真宵、蝸牛の怪異の物語
展開が意外でビックリしました。そして阿良々木が最初に八九寺のリュックサックに記載されている苗字の読み方を聞いた時に戦場ヶ原が「見えない」といったことが伏線になっているのが後半わかり、驚かされました。
この時間解決後、八九寺と阿良々木はとても仲の良い存在になり、定番の面白いやりとりが生まれ、ニマニマさせてくれます。
神原 駿河(怪異:悪魔(あくま))
神原と悪魔の怪異の物語。
人間の醜い心が表現されてて良かったです。話が進むにつれて神原がヤバいやつだとわかっていくのも色々衝撃でした。
この物語で初めての戦闘シーンがあり、迫力満点でハラハラしました。