記事をご覧頂きありがとうございます。
「ココロコネクト」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
面白い!
人間の良い感情、悪い感情の両方が細かく描写されていてとても面白かったです!
思春期の不安定な感情を上手く描かれていたと思います。
キャラ達が入れ替わったり、急に幼くなってしまったりとファンタジーな出来事が起こり、その出来事に対するキャラ達の反応がとてもリアルだなと感じました。
ファンタジー要素とリアルな感情を描いているというこの組み合わせがとても良かったです。
各キャラを丁寧に掘り下げていたため、感情移入もしやすく、物語を楽しめました!
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・人間の感情が良く描かれている
・各キャラを掘り下げて描かれている
・ファンタジー要素もあり面白い
基本情報
・略称:ココロコ
・原作:ライトノベル(ファミ通文庫)
・話数:全17話
・放送期間:2012年7月~10月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
私立山星高校に通う桐山唯と青木義文は、ある日の夜中に一時的に、互いの魂が入れ替わる現象を体験する。夢か現実か気になった2人は、文化研究部の仲間である八重樫太一、永瀬伊織、稲葉姫子に相談するが、冗談話と思われ、ちゃかされてしまう。数時間後に太一と伊織の体が再び入れ替わり、話が本当だと信じた2人は文化研究部へ戻り、副部長の稲葉に体が入れ替わったことを説明する。話が信じられない稲葉は、真実を確かめるため伊織(太一)と太一(伊織)の2人に、本人しか知らない質問をして表情で判断し、ようやく話を信じる。かくして、人格が入れ替わりながらも日常生活を送るが、この現象は〈ふうせんかずら〉という謎の存在による実験であった。 紆余曲折を経て、5人は無事に『人格入れ替わり現象』を乗り越える。しかし、そこにはまた新しい現象が起こる。その名も・・・『欲望解放』。・・・体が勝手に、動き出す!? そんな矢先に、太一は唯と青木が補導されたという事実を知る。果たして、文研部はこの事態を乗り越えられるのか?
主要キャラ
主題歌
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- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
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- 「ココロノカラ」(ヒトランダム〈第1話 – 第5話〉)
- 作詞・作曲 – nyanyannya / 編曲 – Team.ねこかん[猫] / 歌 – Team.ねこかん[猫] featuring. 天乙准花
- BD第1巻「ヒトランダム 上」の特典CDに収録。
- 「Cry out」(キズランダム〈第6話 – 第10話〉)
- 作詞・作曲 – nyanyannya / 編曲 – Team.ねこかん[猫] / 歌 – Team.ねこかん[猫] featuring. atsuko
- BD第3巻「キズランダム 上」の特典CDに収録。
- 「Salvage」(カコランダム〈第11話 – 第13話〉)
- 作詞・作曲 – nyanyannya / 編曲 – Team.ねこかん[猫] / 歌 – Team.ねこかん[猫] featuring. 片霧烈火
- 「I scream Chocolatl」(ミチランダム〈第14話 – 第17話〉)
- 作詞 – nyanyannya / 作曲 – sham / 編曲 – Team.ねこかん[猫] / 歌 – Team.ねこかん[猫] featuring. Lia
スタッフ
詳細な感想(ネタバレあり)
物語の導入(1話概要)
行き場のない5人の1年生が集まった「文化研究部」という部があり、部室には先に「太一」「伊織」「稲葉」の3人が集まっており、他愛ない会話をしていた。
そこに残りの二人「唯」「青木」が入ってきて神妙な面持ちで相談したい事があるという。
昨日の夜、魂が入れ替わっていたという。
最初はボケかと思って信じていなかった皆だったが、青木達が真剣に相談するので冗談ではないことに気づく。
青木は昨日の夜、気が付いたら知らない部屋にいて鏡を見たら唯の身体をしていて同様したが、悪い夢だと思い寝たという。
そして同じ体験も唯がしていたことを聞いて今回皆へ相談したとのことだ。
そんな相談を聞いていた所、伊織が忘れ物をしたと部室を抜けて教室に言ってします。
伊織が出ていったことにより一旦落ち着いて考えようとしていた矢先、太一の視界が突然部室から教室へと景色が変わった。
そして自分の身体を見ると女子生徒の身体をしており、男子高校生の興味を抑えることができず、自身の胸を揉みしだきだしたところ、教室を通りかかった女子生徒に「長瀬さんなにやってるの?」と尋ねられる。
そこで自分は伊織の身体になってしまっていることに気づき、さっきまでの行動の説明に戸惑っていると、太一の身体をした伊織が走って駆けつけて助けてくれた。
無事に女子生徒から逃げた二人は部室に戻り、入れ替わったことを皆に説明する。
皆半信半疑だったが、太一と伊織の言動は演技で騙そうとしているにしてはあまりにもリアルで本当に入れ替わっているように見えた。
しかし稲葉だけは確信がもてないため、伊織の身体に対して太一しかしらない質問をすることとする。
質問に対し即答するように促され、稲葉の質問がされる。
稲葉:「最近太一が青木から借りたAVのタイトルは?」
伊織(太一):「巨乳女子こうせ………」
と自分が答えようとしていることに気づき言葉を詰まらせて、青木への耳打ちで勘弁してもらうことに。
伊織(太一)は青木へ耳打ちし、稲葉が青木へ正解かどうか尋ねると、バッチり正解だったと報告する。そして伊織の声でエッチな単語が聞けて嬉しかったことも隠さず報告した。
稲葉もこの状況を見て入れ替わりを信じることとなる。
そんなやり取りをしているうちに太一と伊織は元に戻り、一件略着のように思えたのだが……。
ここから文化研究部の5人には摩訶不思議な体験が様々起こることとなる。
話の構成
このアニメは文化研究部への不思議な現象事に構成が分かれています。
・ヒトランダム(第1~5話)
・キズランダム(第6~10話)
・カコランダム(第11~13話)
・ミチランダム(第14~17話)
そしてこの現象事に各キャラの様々なことがわかってくる。
ヒトランダム
このヒトランダムは文化研究部の5人がタイミング不明で魂が突然入れ替わる現象である。
この現象により下記のことが判明される。
①伊織が母子家庭で父親が5人おり、その中の一人がDVをするような男であること。
②唯が男性恐怖症であること。
③稲葉は人間不信で文化研究部の友人達でさえ信用してない。
そしてこの入れ替わり現象を用いて②はある程度解消されることになる。
解消方法は是非アニメでご覧ください。
キズランダム
このキズランダムは、頭の中で声が聞こえてくると理性を失って本能のままに動いてしまうことになる現象です。
この現象により稲葉が太一に恋心を抱いていることがばれます。
カコランダム
このカコランダムは12時~17時の間に突然若返ってしまう現象である。そしてこの現象は太一以外限定であり、どの程度若返るかはわからない。小学生なのか、中学生なのか、赤ん坊なのか。そして若返りが戻った後はその頃の記憶が呼び起こされる。
しかし、後半は太一がルールを破ったせいで太一も若かえることになり、時間もランダムになってしまう。
この現象により下記のことが起こる。
①青木の唯への恋心の整理
→唯と青木がいい感じになる。
②唯の昔の友達との約束を思い出す。
→唯が空手を再開する。
③伊織の母親との意思疎通
→伊織の母親はDV男から解放されることになります。
ミチランダム
このミチランダムは誰かの感情が誰かにテレパシーのように伝わってしまう現象である。送信された側は誰に送信されたのかがわかる。しかし、受信側は自分以外に誰が受信しているかはわからない。
この現象により普段は周りに良く思われるためにキャラを演じていた伊織の内心が駄々洩れになって友人関係にひびがはいりますが、なんとか乗り越えてさらに友情を深めることになります。
まとめ
人間模様が面白い!
少し古い作品だが是非見て欲しい。