記事をご覧頂きありがとうございます。
「天国大魔境」を見ましたので感想を記載します。
感想を共有してアニメをより楽しんだり、これから見るアニメの参考になればと思います。
詳細な感想以降はネタバレを含みますので、ご注意ください。
※あくまで個人の感想であり、低評価でも作品自体を批判するつもりはなく、アニメ制作に関わった方達には感謝しています。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
ざっくり感想(ネタバレなし)
めっちゃ面白い!物語の謎が気になって見るのが止まらない。
この作品は二つの視点(天国編、魔境編)が同時進行で描かれていきます。
天国編:外界から隔離された施設で子供達が楽しく暮らしている
魔境編:少女(キルコ)と少年(マル)が天国を探す旅をする
天国編、魔境編それぞれに謎が散りばめてあり、その謎を考察するのが面白いのはもちろんのこと、この天国編と魔境編の物語がどういうふうに重なり合っていくのかがワクワクしてたまりません!
キルコとマルが危ない世界から安全な世界を探す物語かと思いきや、そんな単純な物語ではありませんでした。
天国とはどこを指しているのか、ヒルコ(化物)とは何なのか、マルに託された薬は何の薬なのか、施設にいる子供達は何なのか、そもそも何の施設なのか、、、
最後まで見終えた後は、ある程度謎が解けている部分があるため、どのような伏線だったかを確認するために見返したくなります。
そして、見返したら様々な伏線があったことに気づかされて、また面白いです。
謎が多くて考察するのがとても面白かったです。アニメは途中までしか描かれていないため、明かされていない謎が多く、続きがめちゃくちゃ気になり原作を読みました。
原作もまだ未完なのがもどかしいです。
天国編の施設は約束のネバーランドと雰囲気が似ています。内容は全然違いましたけど。
戦闘シーンは迫力がありハラハラ感満載です。
総合評価:
各話の評価は下グラフのとおりです。
・作画が細かくてキャラが良く動く
・戦闘シーンに迫力がある
・謎の世界感に引き込まれる
基本情報
・略称:なし?
・原作:漫画(講談社:月刊アフタヌーン)
・話数:全13話
・放送期間:2023年4月~6月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
作品概要
主要キャラ
キルコ(cv千本木彩花)
便利屋を営んでいる少女。射撃が得意で戦略を立てるのも上手い。
マルを『天国』まで送り届けることを目的に旅をしている。
マル(cv佐藤元)
自分と同じ顔をした人間がいるという『天国』を探して旅をしている。世間知らずのため、キルコに護衛される立場だが、身体能力がずば抜けており、キルコとは共闘しながら旅をしている。
物語に出てくる人食い(ヒルコ)の核を潰す特殊能力を持っている。普通の攻撃ではヒルコが殺せないため、ヒルコを殺せる唯一の存在である。
主題歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スタッフ
- 原作 – 石黒正数
- 監督 – 森大貴
- シリーズ構成 – 深見真
- キャラクターデザイン – うつした
- サブキャラクターデザイン – 吉田優子、渡辺愛
- ヒルコデザイン – 古川良太
- プロップデザイン – 富坂真帆、澤田譲治
- 銃器デザイン – 髙田晃
- メカデザイン – 常木志伸
- 色彩設計 – 広瀬いづみ
- 美術監督 – 金子雄司
- 美術設定 – ブリュネ・スタニスラス、伊井蔵、上田瑞香、平澤晃弘、高橋武之
- 3D – directrain、IG3D、5
- モーショングラフィックス – 大城丈宗
- 2DW – CAPSULE、濱中亜希子
- 撮影監督 – 脇顯太朗
- 編集 – 坂本久美子
- 音響監督 – 木村絵理子
- 音響効果 – 倉橋裕宗、太田泰明
- 音楽 – 牛尾憲輔
- プロデューサー – 髙橋和彰、松村一人、米澤明、曹聡、森廣扶美、亀井博司
- アニメーションプロデューサー – 大平将史
- アニメーション制作 – Production I.G
- 製作 – 天国大魔境製作委員会(NBCユニバーサル・エンターテインメント、エイベックス・ピクチャーズ、講談社、NetEase Games、Production I.G、MBS)
詳細な感想(ネタバレあり)
この作品はネタバレしてしまうと面白さが半減してしまうと思いますので重要な部分はネタバレしないように配慮して感想を記載させて頂きます。
天国編、魔境編の特徴を下記に記載します。
魔境編
大災害により文明は完全に破壊され、明日食べていくのもやっとの世界。便利屋を営んでいる少女(キルコ)は、病気で亡くなってしまう女性(ミクラ)からあるお願いをされた。そのお願いとは、少年(マル)を天国へ連れていき、マルと同じ顔をした人間へ薬を注射して欲しいと言われた。天国とはどこなのか、この薬は何の薬なのか詳しいことはわからないままマルとキルコの冒険が始まる。
人食い(ヒルコ)という化け物が存在する
このヒルコは人を襲い、食べてしまいます。物語でも複数登場してきており、それぞれ異なった能力を持っています。
なぜこんな化け物がいるのか。何体存在するのかは不明である。
マルは唯一ヒルコを倒すことができる
ヒルコは銃による攻撃等で弱らせることができても、仮死状態となることで延命する能力を持っています。
しかし、マルだけはヒルコにタッチして内部の各を握り潰す能力「マルタッチ」を有しているため、唯一ヒルコを倒すことができる人間です。
天国への手がかり
ミクラが言っていた天国がどこを示しているのかわからないため、とりあえずミクラから託された銃に刻印されている鳥のマークを追っていくことで、マルとキルコは天国への手がかりをつかんでいきます。
天国編
壁に囲われた施設で仲良く暮らしている子供達。この子供達にはそれぞれ特殊な力が備わっていた。人間ばなれした運動神経をもっている者。未来予知ができる者。垂直な壁でもよじ登れる者。幻覚を見せることができる者。それぞれ異なった能力を有していた。彼らは一体何者でこの施設は何なのだろうか。
外について何も知らされていない
この施設にいる子供達はこの壁の中が世界の全てだと思っており、壁の外に世界があることを知らない。
子供達は性の知識も皆無
子供達は性の知識も皆無であり、大人達から何も伝えられていないようだ。しかし、何も教えられていないにも関わらず、トキオという少女が妊娠します。
これだけなら特におかしいことはないかもしれませんが、妊娠したことに対して大人達がやけに問題視している描写が映し出されており、子供達を利用して大人達が何かを企んでいるようです。
魔境編と世界感が大きく違う
魔境編では餓死して死んでしまう人が多くいる中、ここの施設には食べ物が豊富にあるように見えます。
高性能なロボットが存在する
人間の言語を話すロボットがおり、施設のセキュリティのみならず、子供達の健康状態等も管理していることからこの施設の中枢をロボットが担っていることが伺えます。
作画が綺麗
この作品はストーリーが練られているのはもちろんだが、戦闘シーンも多い作品です。
その戦闘シーンが迫力満点で作画が綺麗だったことが作品の魅力を最大限に引き出してくれています。
また、キャラクターの心理描写が謎を解き明かすカギになっていたりする作品であり、アニメでキャラの表情が丁寧に描かれていたのもとても良かったです。
8話での宇佐美医師、星尾の表情が細かく描かれていて制作者の作品愛を感じました!
12話でのキルコの髪色が影に入ることによって黒髪に見えるシーンもアニメならではで細部までこだわっているのを感じました。
原作が素晴らしい作品なのはもちろんですが、アニメのクオリティが高いために作品の良さがさらに引き上げられているためとてもおすすめの作品になります。
口コミ
天国大魔境めちゃめちゃおもろいし伏線の鬼いや最高漫画買お
ウサミィイィィィキィィルコ
最後色々繋がったもうびっくり
後味が良すぎるおっもろ
作画が天才的だったし pic.twitter.com/vuOGtGycem— マヨネーズ改 (@mayomayomayo131) August 4, 2023
やっと天国大魔境最終話に手を出した😆最近見てたアニメの中でダントツで面白かった✨ネタバレまで追ってしまうくらいに…w知った後また見返したら見方がガラッと変わった‼︎キャラも皆んなさっぱりしてるしストーリーも程よく気持ち悪くて最高🤘笑
2期あると嬉しい( ˘͈ ᵕ ˘͈ ) pic.twitter.com/goD7f4gsVY— Pora_ Ruari (@alba_xxx_) July 30, 2023
いかに天国大魔境が面白いかをインスタとかで周囲に訴え続けているのだが、誰も読みゃしねぇ。
鬼退治やら呪いやらタイムリープで彼女助けるのも良いけど、天国大魔境をみんなに読んでもらって謎について語らいたい。
めっちゃ面白いから!いやマジで!#天国大魔境 pic.twitter.com/OEeYhb6NB8— しまけ。 (@Godunov_shimake) July 27, 2021
【アマゾンプライムでの評価】
5件のレビュー全てが5です。
ディズニー+独占配信の作品のため、その他配信サイトでは別途料金がかかってしまうことが要因でレビュー件数が少なくなっていますが、レビュー全てが5という高評価です。
まとめ
絶対に見ることをオススメします!
めちゃくちゃ面白いです!
この作品のためだけにディズニー+の会員になっても後悔ないと思います。(月額990円だから映画を見に行ったと思えば安いです。)